京の一枚

京都 青モミジ 夕霧の清凉寺


地元の人々から「嵯峨の釈迦堂さん」と親しまれている清凉寺。
もとは阿弥陀如来像をご本尊とする棲霞寺でしたが、天慶8年(945年)釈迦如来像を迎えるために、重明親王妃によって改めて建立されました。

国宝の本尊・釈迦如来像は、37歳のお釈迦様そのままの生き姿を刻んだものです。
完成時にお顔に仏牙を入れた時、1点から血が出たと伝えられ、生身の仏様とも呼ばれています。

日本へは、中国に渡った奈良・東大寺の僧侶によって伝えられました。
また、昭和28年この像の胎内から、中国尼僧が制作時に入れた絹で作った五臓六腑封籠品が発見され、話題になりました。


一切経堂の中には、お釈迦様が説いた5千以上もの経典が収められた輪蔵があります。
この輪蔵を一回転させると、全ての経典を読んだと同じ功徳があるとされています。



■アクセス
市バス「嵯峨釈迦堂前」下車すぐ、
JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約10分

■料金     400円

■拝観時間   9:00~16:00(4・5・10・11月は17:00)

■住所
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町

■電話   075-861-0343

■HPアドレス  http://seiryoji.or.jp/


京の一枚
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