京の一枚

京都 貴船祭(きぶねまつり)6月1日


明治維新以前に旧暦4月1日と11月1日の年2回行われていた御更衣祭(ごこういさい)に起源し、4月の祭の頃は、付近の山間に虎杖(いたどり)が繁茂し、神職らが摘んでその多少を競い合ったことから、俗に虎杖祭(いたどりまつり)と呼ばれていました。




往古には、この両祭に勅使御差遣(ちょくしごさけん)の儀があり御神衣を献進されたが、中古より賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)[京都の上賀茂神社]の摂社としての存在を強いられ、祭祀(さいし)もまた同社神職によって奉仕されてきました。
明治4年太政官達(だじょうかんたつ)をもって当宮の社格は官幣中社(かんぺいちゅうしゃ)となり、以後両祭をあわせ新暦6月1日を例祭日として貴船祭と称しおこなわれています。







11:00
本宮 実施 神職らが前日から身を清め古儀にのっとり奉仕する。

舞楽 11:30
本宮 実施 藤森神社鳴鳳雅楽会による舞楽。(演目は毎年変わります) 写真は平成19年の「蘭陵王」


神輿発輿祭 13:00
本宮 小雨決行 おみこしが出発する祭。

御輿巡幸
13:30

18:00
貴船町 小雨決行 おみこしが本宮から奥宮まで貴船町内を巡幸します。
おみこしを担ぐのは貴船・鞍馬の若者のほか、島根県大原郡加茂町や安来市の貴船神社氏子の若者たちです。


子供千度詣 15:00
奥宮 小雨決行 地元の子供たちが忌み串を手に「おせんどんどん」と声をかけあいながら船形石の周りを何回も廻り、健やかな成長を祈願します。
一般参加も可能です。


招福餅まき 15:15
奥宮 小雨決行 参詣者の家内安全と無病息災を願って、1斗分の招福餅まきを実施します。
餅は、島根県大原郡加茂町の貴船神社からの奉納です。



出雲神楽 15:30
奥宮 本宮にて
実施 ヤマタノオロチ退治神話を神楽にして奉納される。
大蛇が口から火を噴いて演じるさまは勇壮です。
奉納するのは島根県加茂町の貴船神社・出雲神楽奉納団です。

●天候や御輿の巡幸速度により予定時刻は多少前後する場合があります。


■場 所: 貴船神社
■期 間:※新型コロナウイルス対応のため2020年度は関係者のみで斎行。詳細は公式サイトをご確認ください。

6/1(※毎年同じ日程です)
■時 間: 11時~、神輿:13~18時

交通
京都バス33「貴船」または叡山電車「貴船口」より徒歩30分
拝観料 無料 御招待客のみ拝観席あり
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。



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