紫雲山・くろ谷 金戒光明寺
浄土宗の大本山、承安5年法然上人が比叡山の黒谷を下り、草庵を結ばれたのが浄土宗最初の寺院 のはじまり。
西山連峰、黒谷の西2キロの京都御所、西10キロの小倉山を眺み山門、阿弥陀堂、本堂 など18もの塔頭寺院が建ち並ぶ。
また、幕末京都守護職会津藩一千名の本陣にもなった。
紫雲山つまり黒谷の岡は東の崖が険しく、西の傾斜に本坊から山内寺院、墓までが整然と建ちならぶ。
とりわけ一万基をこえる墓碑はその殆んどが西向きで建てられている。
紫雲山つまり黒谷の岡は東の崖が険しく、西の傾斜に本坊から山内寺院、墓までが整然と建ちならぶ。
とりわけ一万基をこえる墓碑はその殆んどが西向きで建てられている。
なぜだろう?答えは目を水平に西に向けると判然とする。
黒谷の西二キロに京都御所、更に西十キロ余で小倉山にたどりつく、ここは西山連峰中もっとも低い鞍部になる。
彼岸の中日のころは真赤な夕陽が静かに沈むのが拝める京都盆地唯一の場所である。
春秋の彼岸には夕日を拝んで仏を観る日想観をする人で埋めつくされ、口々に唱えるナムアミダブツの念仏の声は大きなうねりとなり、長い生命の中で生きる喜びの響きとなって京童たちもたくまざる演出に感動し、念仏を相続したものであった。
■アクセス
JR JR京都駅から
市バス5番……東天王町下車 徒歩15分
市バス100番…岡崎道下車 徒歩10分
地下鉄 地下鉄東西線蹴上駅から徒歩30分
阪急 阪急京都線四条河原町駅、または阪急四条烏丸駅
市バス5番……東天王町下車徒歩15分
32番・203番…岡崎道下車徒歩10分
京阪 京阪本線三条駅から市バス5番で東天王町下車徒歩15分
京阪本線四条駅から市バス203番で岡崎道下車徒歩10分
京阪鴨東線丸太町駅から徒歩30分または市バス204番で岡崎道下車徒歩10分
京阪鴨東線出町柳駅から市バス203番で岡崎道下車徒歩10分
■拝観料(紅葉シーズンのみ)
高校生以上500円・中学生以下無料、
■拝観時間
9:00~16:30(16:00で受付終了)