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国立市の自転車道

2014-09-13 12:24:38 | 日記
国立市の自転車道
我が国が進めてきた道路政策の誤りがあると思う。先進西欧諸国でも見られるが、車社会を優先するあまり、優先順位を誤ってしまった。我が国でも最近になりそれに気づき道路整備法の基づき新たに道路を造る場合、歩道は歩行者と自転車が安全に共用できるだけの幅員を持たせるよう指導されている。

国立の町名は、国分寺駅と立川駅の間にできた国立駅に由来する。国立駅から谷保駅に向かう大学通りの歩道は原則として自転車の通行はできず、歩道は、歩行者優先である。
自転車は「車両」のため基本的に歩道を走ることはできない。車道の左側を走行することが求められ、交通標識等により歩道上を走行できる場合でも歩行者が優先で歩行者に注意し、車道側をゆっくり走行する義務がある。市でもサインキューブを設置するなど啓発に努めているが、大学通りの歩道は原則として自転車は走行できない。ただし、70歳以上および13歳未満のお子様、しょうがい者の方や、安全上やむを得ないと認められるときは「歩道走行可」の標識の有無に関わらず歩道上を走行することができる(道路交通法第63条の4及び道路交通法施行令第26条)が、その場合でも歩行者優先の原則は変わらない。
大学通りの自転車レーンは、西側が北向き、東側が南向きの一方通行で、逆走は事故のもとになる。
 国立市の取組は、人を優先する取り組みで先進的な例であると考える。今後このような取り組みが増えると思われる。





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