人間というのは一人で生きてるのではない、人との関わりのな
かで生きている、その中で結婚はむつかしい男女の関係が延々
と続くもの、そして結婚生活はまさに人生そのもの、そして日
常生活の連続である。
恋愛時代は相手の本当の姿をみないで美化してしまう、相手が
神経質なのを繊細ととらえ、粗雑な人を男らしいと思い込んだ
りするものだ、ただ結婚は生い立ち、育ち、環境が違った二人
の人間が同じ屋根の下に住むと恋愛時代に見せなかった素顔を
見せるのも確かである。
本当の結婚生活はある意味お互いに対する失意の瞬間からスタ
ートするのかもしれない、だからこそ長い結婚生活で感じるこ
とは夫婦というのはお互い長所で支え合っていると同時に短所
で支え合ってるものである、そして小さな感謝の積み重ねとさ
りげない日常の会話が夫婦の風通しをよくするし、夫婦円満の
秘訣のような気がする。