団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

自分探しは一生続くもの

2022年01月26日 | 生き方

■ 子育てが終わり、何を目標にして過ぎしていいのかわかりま

せん、学校の役員や地域のボランティア活動をして資格も取りま

したがやりたいことを見つけられずにいます。(50代主婦)

 

■毎日家にいて時間だけが過ぎていくのは不安、ハローワークで

仕事を探しているけれど、なかなか見つからない、焦りもありま

が子供たちには頼りたくない。(60歳女性)

 

■ 場になじめず、孤立してばかりの人生です、SNSで過去の同

級生を検索しては自分の人生との落差を実感する毎日です。

(30代女性)

 

■ 私たち夫婦は非正規雇用で子供は持てず、失業時代の借金を

返済する生活です、一方妹夫婦は正社員で家を構え、子供も二人

いて恵まれた状況を鼻にかけず心優しい、まぶしすぎて会うたび

にみじめさを感じます。(30代会社員女性)

 

■ 私の人生はみじめという言葉だけで表現できそうです、働き

づめでくたびれ果てた中年になり、娘には「お母さんの人生って

女として悲しすぎる」と言われてしまいました、鏡で自分の顔を

見る度、街で幸せそうな家族を見るたびに涙が出ます。

(40代主婦)

 

■子供は独立、夫も亡くなり、何の病気も痛いところもありませ

ん、日々すべてに感謝して生きていますが私はもうこの世に必要

とされる存在ではないのでしょうね、むなしさのみです。

(80代女性)

 

これは読売新聞の「人生案内」で自分探しが中高年にも広がると

いうテーマで過去の相談内容から30代~80代までの一部を抜

粋したものである、自己肯定感が失われて他人の評価を気にして

周囲と比べて自分が劣っていると落ち込んでるという回答者の指

摘である。

 

しかし人生の問題というのは生きている間はずっと悩み続けても

いい、答えなんかそう簡単にだせないし無理にだすこともない、

人生に正解などないし、正解があったとしてもひとつではない、

だから自分探しは一生続くものと私は思っている。