団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人と会わない今が幸せという60代女性

2024年07月03日 | シニア女性

読売新聞の「人生案内」相談者は60代女性、学生時代、会社

勤めも40年間の専業主婦生活も常に友人にも健康にも恵まれ

何不自由なく生きてきた、一人娘は他県でくらしており、孫の

成長も楽しみだという、なんて恵まれた人だろうか、そんな人

がなぜ相談?と思いきやこの3年コロナ禍で外出も控え友人

も会えずつまらない生活と思ったら、なんて心地いいと感じ

る、かえって今までのランチの付き合いなど煩わしかったと

づいた。

 

旅行もショッピングも不要、家で庭に花を眺めるだけで幸せ、

しかしこのまま人と会わない生活でいいのだろうか?、ある意

味贅沢な相談である、この相談についての回答は、今心地よく

感じている日々は咎められるものではない、買い物や会食が減

った分、手にしたのは今日まで生きてこられたことへの感謝の

気持ちと孫を愛しく思う心です、素晴らしいことだという肯定

する回答であった。

 

コロナ禍が終息したら友人から誘いがあり、会えば懐かしいか

もしれない、しかし自分と向き合う時間が多い中で相談者の気

持ちは明らかに変化してしまった、もしかしたら現実のつきあ

いは終わったのかもしれない、だから会わないで終わる人間関

係があってもいいはずである、その代わり相手が残してくれた

心の宝をいつまでも大切にしたほうが賢明だと私は思う。