団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老いるということは

2022年12月20日 | 老後の生き方

人間は寿命が尽きた時に死ぬのが昔の医学の原則だった、今は

寿命がつきても人工的に生かす医学に変わってきた、それでも

死ぬときはどんな人も孤独である。

 

そこは貧富の差もなければ社会的地位もない、ひとりで生まれ

てひとりで苦しみ、そしてひとりで死んでいく、みんな孤独で

ある、高齢になると先は長くない、だからいつ死んでもいいと

いう心境で私はいるけれど周囲を見渡すとそうでもない。

 

私の父は病院に搬送された時「まだ死にたくない」悲痛な叫び

だった、86歳だったが生きることに執着していた父、母も私

も弟も父には生きていて欲しかった、延命治療を選択、気管切

開して生きることに一縷の望みを託したが力尽きて半年後に息

を引取った、老いるということは醜くく、つらく孤独で悲しい

面も背負うものだと痛感したものだ。