頭が痛い、咳がでる、もしかした風邪かもしれないと思って病院
にいく、診察してもらうとやっぱり風邪だった、薬を処方しても
らい安静にしてたら治った、誰にでもある、ごくありふれたた経
験で珍しいことではない。
プラシーボ現象、これは風邪をひいた人患者に対し、ふつうの薬
とそっくりのカプセルにうどん粉のようなもの入れて風邪薬と言
って飲んでもらう実験をしたところ、かなり多くの人が治ったと
いうものだった、薬を飲んで病気が治るのではなく、うどん粉を
のんでも病気が治ってしまう、この現象をプラシーボという。
これは軽い病気だから効果があったのかもしれない、薬という
のは大事で尊いものだが、その効力を発揮するのは薬そのもの
成分だけではない、この薬は効くのだという信念があって効力
を発揮する、実際胃薬を飲んで風邪が治った私の友人がいたこ
とを思い出した、確かにプラシーボに見られるように人間の心
は不思議なものである。