団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

生きることは老いること

2022年10月14日 | 老後の生き方

人は老いるという存在の現象をなかなか素直に認めることができ

い、それは先に若さという経験を先にしているから、どうして

も否定的に感じてしまう、だから齢をとると自分の年齢は自分に

ふさわしくない、実年齢よりもっと若いと思いたがるもの、私自

身もそうだ、それは老いることは敗北、若さだけが価値があると

いう風潮がどこかにあるからだろう。

 

「現在〇〇歳、でも気持ちはちっとも変わってない」

日常でもTVでもこういう光景は見かける、そういう人の真意は

「お元気ですね、年齢より若いですよ」という言葉を待ってるの

なんとなくわかる、でも人間は時間とともに老いていくことは

確かである、肉体も知力も衰える。

 

生きるというのは齢をとること以外のなにものでもない、それで

魂が最も活動するのはこの老後のような気がする、だから無理

にアンチエイジングなどしないで老いていく肉体そのものを受け

入れることこそ大切だと私は思っている。