死は常に思いがけないかたちで襲ってくる、いつどんなかたちで
やってくるかはわかったものではない、それでも人間いつかは死
ぬ、まちがいなく死ぬ。
老いを生きるというのは自分の家に戻るように帰り道を歩いてい
るようなもので、あせる必要も不安になる必要もない、歩いてさ
えいれば、やがて家にたどりつく、私たちはそれまでの道のりを
楽しんでいけばいいという先人の言葉を時々思い出すことがある。
自分はなぜ生きているのか、自分は何のために生きてるのだろう
か、悩みながら迷いながらも毎日の小さな日常に喜びを見出して
今日を楽しむ、そんな生き方でゴールまでの道のりを生きていけ
ればいいと私は思っている。