日本人の男性は就業以外の社会参加が乏しい、会社以外の場で
の人間関係はうすい、定年退職することによって生まれた時間
をどのようにすごしてよいのか、わからずにとまどってる人が
少なくない。
これはある定年本に書かれてる一節であるが、なるほどと思える
内容である、また定年退職者のこんなつぶやきが照会されてる。
■毎日やることがなくて困っている
■一番自由な今がしんどい
■家で居場所がない
■暇になったのにあせる
■このまま毎日が続くと思うと自分の人生は何だったのかと思うと
きがある
さらに図書館、ショッピングセンター、スポーツクラブ、喫茶店で
見かけるヒトリボッチの老人とあるが、群れてなければ淋しいとい
う印象というのが一般的かもしれない、しかし本人は自由を謳歌し
てるのかもしれない、だからさみしいのではないかという誤解があ
るのではというのが定年退職11年目を迎えた私の実感である。