団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

私の両親はふたりとも認知症だった

2021年04月02日 | 認知症

私の両親はふたりとも認知症だった、10年前に亡くなった父は

幻覚、妄想がでるレビー小体型認知症、昨年なくなった母はアル

ツハイマーとレビー小体型認知症、両親とも共通してるのは初期

の兆候として新聞を読まなくなった、趣味や好きなTV番組に興味

がなくなったことである。

 

母は父の認知症で苦労しただけに認知症だけにはなりたくないと

いう気持ちは強く、脳トレ、有酸素運動を父の死後積極的にやっ

てたが加齢には勝てず、94才のときにとうとうその時がやって

きた、「昨夜泥棒が入った」「○○さんがきて泊まっていった」

電話で意味不明なことを言い出した、明らかにおかしいと感じ一

人暮らしの母のもとに行きケアマネジャーに連絡、なんとか施設

に入居することになった。

 

正直、息子として変わり果てた親の姿にうろたえてしまう、怒った

り、いらだったり、実際上手に励ましたり行動させたりということ

は家族だからこそ抵抗があることを実感したものだ、晩年に認知症

になった両親、弱くなっていく情けない自分との不安と葛藤のなか

で最期はどんな思いでいたのだろうか?息子としてその思いをいま

だにひきずってる自分がいる。。