父が亡くなってもすぐ8年になる、亡くなる半年前に入院してた
病院で医師から言われた言葉を今でも思いだす「なにもしないと
明日まで持ちません」と延命治療の選択を迫られた、考える時間
を与えてはくれない、母も弟も賛成である。
ましてや治療をしないとは言えない雰囲気である、もし治療中止
を希望すれば見殺しにしたと後悔に苛まれると思った、結局延命
治療をお願いした。
気管切開をして人口呼吸器につながれ、手にはミントがはめられ
た状態である、痰がつまらないよう数時間ごとに痰を吸引、最後
に対面したときは苦悶の表情の父、さぞかし苦しかったのでは、
と思う、家族が後悔しない最期とは?父が亡くなってからずっと
思ってることである。