一昨年1年間に誰にもみとられず自宅で亡くなった一人暮らしの人
数が19道県と東京23区で約1万7千人に上ることがわかった、
これは全国の約38%を占めており、これを基に昨年1年間の全
国の孤立死者数を単純計算すると約4万6千人となる。
孤立死は自宅で誰にもみとられずに亡くなるケースで孤独死と同
義語でもある、ただこの数字のなかで65歳未満が3割もいるこ
とが驚きである、また孤立死にいたるまでの状況がデータだけで
実態がわからないところもある。
人は一人で生まれ一人で死んでいくわけだから孤立死を避ける方
法はないかもしれない、要は自宅で死ぬか病院で死ぬか、倒れた
あと誰にも気づかれないのは寂しいかもしれないが、ある意味自
然のような気がする、だから孤立死は決して惨めではないと思い
たい。