「餃子の王将」を運営する会社の社長を射殺した疑いで逮捕された暴力団幹部の男について、警察は、異例の厳戒態勢で捜査を進めている。
特定危険指定暴力団・工藤会系の組幹部・田中幸雄容疑者(56)は2013年12月、王将フードサービスの本社前で、当時の社長・大東隆行さん(当時72)に発砲し、殺害した疑いなどが持たれている。
捜査関係者によると、田中容疑者は工藤会の中で「ヒットマン」の立場で、警察は、工藤会が組織的に関与している疑いもあるとみて捜査している。
田中容疑者の身柄は29日、検察庁に移されたが、通常、容疑者を担当する地方検察庁に連れていくところ、今回は工藤会による襲撃のおそれもあるとして、検察官が警察署に来て手続きをする異例の対応がとられた。
田中容疑者は、逮捕後の取り調べで雑談には応じるものの、事件に関することは「黙秘」しているという。
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王将の社長が銃撃され殺害された事件。
動機がよくわかりませんでした。
言い逃れできないように地道な捜査、科学的検証をし、工藤会系の幹部が逮捕されました。
ヒットマンと言われるぐらいですから百発百中の腕前であり、少々な事では自白はしないでしょう。
特に田中容疑者は口が堅い事で有名との事ですから、動かぬ証拠を突きつけない事には解決しないと思います。
それは警察は百も承知での逮捕ですから、事の成り行きを見守りたいです。
外食チェーンの社長と暴力団。
繋がりは想像できませんが、前社長(姉の配偶者)と裏社会との関係がありそうです。
《「餃子の王将」社長射殺事件》京都府警が工藤会系組幹部の実行犯逮捕までに9年もかかった“本当の理由”(文春オンライン) - goo ニュース
文春記事の中で「てるくはのる殺人事件」というのがあります。
この変な名前の殺人事件は何?
で調べると、正式名称が 京都小学生殺害事件 - Wikipedia
・・・・思い出しました。
小学生が運動場で殺害された事件。
犯人は取り調べ中に逃走しマンションの上層部から飛び降り自殺。
これは警察の失態だと思いますが、もしも裁判に漕ぎつけたところで死刑にはならないでしょう。
死刑どころか十年程度で出所するような気がします。(法律に詳しくないのでよくわかりませんが)
殺害された小学生の家族としては自殺よりも刑務所で何十年も苦しんで欲しいと思っていたかもわかりませんが、
犯人の学校に対する怨み、それに対する教師の対応などから死刑どころか無期懲役にもならないでしょう。
何を言いたいかというと。。。。
犯人の事情を考慮しても、殺害された家族にとってはそんな事関係ありません。
稀に犯人に同情する人もいるようですが。。。。
それでも普通の人に殺されようが、精神異常者に殺されようが、殺害された命の重みは同じです。
殺害された人から壮絶な虐めを受けていた、その仕返しなら別ですが、
精神異常者でも引きこもりでもそして育て方に問題があっても殺害された命は戻りません。
犯人の生い立ちや精神状態に左右されて刑が軽くなる事に違和感があります。
安倍元総理暗殺事件の捜査状況は未だに不明です。
巷では山上容疑者が犯人かどうか、別にヒットマンがいた可能性も囁かれています。
最初の見立て通り、山上容疑者が犯人として刑が軽くなるのは反対です。
親がネグレクトだったとしても安倍元総理の命の尊さは同じです。
王将の元社長殺害事件に結び付けるのは乱暴かもわかりませんが、
この事件で京都小学生殺害事件の犯人や山上容疑者の事等を考えました。
死刑については廃止を訴えていた弁護士が自身の妻が殺害されて以降、死刑容認を主張しています。
岡村弁護士を非難する気は毛頭ありませんが、当事者になって初めて現実が見えてくるという事です。
拉致問題でもそうです。
当事者でない議員は口では解決が最重要課題と言っていても、実際はどうかと思ったりします。
王将元社長殺害事件から被害者の事、罪状の事、色々考えました。