「30分に1回、換気5分」など47項目審査 コロナ感染対策の飲食店認定 28日から申請開始 鹿児島県(南日本新聞) - goo ニュース
2021/06/18 12:40
鹿児島県は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、飲食店を対象に創設した認証制度の概要を発表した。先行県の「山梨モデル」を参考に、第三者が感染対策を審査する47項目を設定。このうち「30分に1回、5分程度の換気」など必須の37項目全てを満たせば合格店とする。28日から受け付け、現地調査は7月に始める。
対象は1万4000店あり、県は5割の7000店からの申請を目標に呼び掛ける。飲食店が申請書を郵送し、第三者がチェックシートに基づき現地調査・審査する。提出先は決まり次第、県ホームページ(HP)で公表する。
1カ月単位で結果をまとめ、優良事業者として県HPで公表するほか、認証ステッカーを店に掲示してもらう。認証期間は1年間。
でも殆どが自己申告だそうです。
経営者の良心に任せているのです。
ちょっと驚きですね。
ステッカーを貼るなら発行する自治体も経営者も厳格に守って欲しいです。
経営者も利用者も深くステッカーの意味も考えず、
店に同化したような感じで見ていたのではないかと思います。
何度も拙ブログで言っているので聞き飽きたと思います。
そして「たら、れば」と仮定の事を言っても仕方ないのは分かっています。
でも折角の良い試みが絵に描いた餅ですから勿体ない、勿体ない。
そんなステッカーですが、山梨県は早くから真面目に取り組んでいます。
最近、他の地自体にもこの制度を使って欲しいと、菅さんにも提言していました。
その結果なのか、どうなのかわかりませんが、鹿児島県が第三者認証制度を始めるそうです。
「第三者」が現地に赴きガイドラインを守っているかどうか調査し、
その上で認証するのです。
自己申告ではいい加減で済ませても、第三者が各項目ごとに点検するので信頼できます。
今までの取り組みは ⇩
鹿児島県/新型コロナウイルス感染防止対策実施宣言ステッカーについて (pref.kagoshima.jp)
今月28日からは認証制度を採り入れるそうです。
鹿児島県/鹿児島県飲食店第三者認証制度 (pref.kagoshima.jp)
良い制度だけど都会では無理だと言う人もいるでしょう。
でも都道府県で無理なら、市区町村単位でもできます。
業界団体も率先して義務付けるなどすれば業界全体の浮揚にも繋げることも考えられます。
人出が足らなければ、学生バイトも採用すればいいじゃないですか。
コロナ禍で失業中の人もいるではないですか。
また「たられば」と言ってしまいますが、
せめて多くの自治体が昨年秋頃から取り組んでいたら、
陽性者数カーブは「さざ波」どころか「凪」に近かったでしょう。
今はワクチン頼みで、ワクチン接種も順調に進んでいるので、
この取り組みの有難さが薄れそうなのが残念です。