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北朝鮮が「戦略巡航ミサイル」の発射実験、2時間飛行し標的命中か…金正恩総書記が立ち合う(読売新聞) - goo ニュース
【ソウル=小池和樹】朝鮮中央通信は26日、北朝鮮のミサイル総局が戦略巡航ミサイルの発射実験を25日に行ったと伝えた。実験には金正恩朝鮮労働党総書記も立ち会った。
同通信によると、ミサイルは水中発射型で、実験では2時間余り1500キロ・メートルを楕円などを描きながら飛行し、標的に命中したとしている。正恩氏は「戦争抑制手段はさらに完備しつつある」とした。
20日に米国でトランプ大統領が就任して以来、北朝鮮のミサイル発射は初めて。
北朝鮮は25日に巡航ミサイル発射実験をしたと発表しました。
先日のトランプ大統領就任後初めての発射だそうです。
トランプさんは23日には金正恩の事を「私は彼と仲が良かった。彼は賢い男だ」とあんなに持ち上げていたのに。。
とはいえ、本気で思っていたのではないでしょうが。
これもトランプさんの戦略なのでしょう。
ところで25日に発射実験をしたのに、日本では報道がありませんでした。
ではミサイルはどこに向かって発射したのか。。。。
ミサイルは「午後4時ごろ、北が内陸から西海(黄海)上に巡航ミサイル数発を発射したようです。
日本海に向かって発射していなかったので報道もなかったのでしょう。
それにしてもトランプさんは金正恩を「賢い男だ」と言っていたのに。。。
北朝鮮の言い分は21~24日に実施された米韓合同訓練、更には14~16日の対火力戦演習にも遡って批判しています。
どこの国でもそうでしょうが、特に北朝鮮は自分の身に危険が迫った時に譲歩してくる傾向にあります。
金正日は2002年1月のブッシュ大統領が「悪の枢軸」と名指した国の一つでしたが、
同年9月に小泉訪朝が実現し、その時に拉致を認め翌10月には蓮池薫さんら5人の帰国がかないました。
また金正恩とトランプ大統領との米朝首脳会談の前には金正恩斬首作戦が囁かれ、
2018年6月のシンガポールでの米朝首脳会談に繋がった可能性が大きいです。
お互い探り合い、お互い脅しと譲歩により目的に近付くのです。
では今回のミサイル発射実験でアメリカは反応するのかしないのか。
そして韓国はどう動くのか。
ただ韓国は尹大統領の騒動で韓国軍が速やかな動き、そして判断をするのか。。。
軍は政治に左右されないとは思いますが、それでも万全の対応が出来るのか疑問です。
またトランプさんはノーベル平和賞を狙っていると囁かれていますが、
早まって事を仕損じるような事にならない様に願いたいところです。
日本としては何とかトランプさんに動いて欲しい、そして拉致被害者を取り戻したいと願っていますが、
他力本願ではなく、当然日本もそれなりの努力をするべきだと思いますが、
石破さんはそれだけ熱意があるのか、
初代拉致議連会長の時の熱意の無さを聞いているだけに、少々不安です。
とはいえ今は日本の総理なのですから、その自覚をもって望んで欲しいものです。