Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

維持可能な都市のための地域デザイン -パトリック・ゲデスの遺産-

2007-08-08 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.190 配信日:2007年8月8日
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九州大学工学部国際学術交流フォーラム
『維持可能な都市のための地域デザイン -パトリック・ゲデスの遺産- 』
http://www.doc.kyushu-u.ac.jp/toshi/forum2007.html

主催 : 九州大学大学院工学研究院、(社)日本都市計画学会九州支部
後援(予定) : (社)土木学会西部支部、(社)日本建築学会九州支部、都市環境デザイン会議九州ブロック、(社)都市住宅学会九州支部

■趣旨
人口減少・少子高齢・地球環境問題などの社会経済情勢の大きな変化に対応するため、21世紀の地方都市は、人と自然との共生、経済的発展、豊かで快適な生活を実現する維持可能な都市を目指す必要があります。
本フォーラムでは、維持可能な都市のための地域デザインの探究において、近年、再評価されているイギリスの生物学者にして都市計画家パトリック・ゲデスに焦点をあてます。ゲデスは、二十世紀初頭、都市計画に「地域(リージョン)」という概念を導入し、「地域調査(リージョナル・サーベイ)」運動を展開し、その成果を都市の博物館に展示し、市民が都市の進化の過程を認識し、「よりよき場所(Eu-topia)」の実現を探求するように働きかけ、「保存手術(コンサバティブ・サージェリー)」による歴史的な都市の改造を提案しました。
その足跡は、スコットランド、アイルランド、インド、バレスチナ、イスラエル、フランスに及びます。ゲデスは、その死後も、「環境」に着目する生態的な都市・地域計画に影響を与え続けてきました。イギリスの都市計画家ホルホード卿は、「私たちが頭の中でどこに行こうと、ゲデスが戻ってくるのに出会う」と述べています。
本フォーラムでは、パトリック・ゲデス研究の第一人者であるイギリスのノッティンガム大学教授ヘレン・メラー女史らを招聘して、都市地域計画におけるゲデスの思想と実践の現代的意義について議論するとともに、現在の日本の地方における維持可能な都市のための地域デザインについて意見交換します。

■日時
 2007年9月30日(日) 10時00分~16時30分

■会場
 九州大学西新プラザ(〒814-0002 福岡市早良区西新2-16 TEL:092-831-8104)
 http://www.kyushu-u.ac.jp/university/institution-use/nishijin/index.htm

■講演者
秋本福雄氏(九州大学教授)
小出和郎氏((株)都市環境研究所代表取締役)
ヘレン・メラー女史 (ノッティンガム大学教授)
島谷幸宏氏(九州大学教授)
出口敦氏(九州大学教授)
中井検裕氏(東京工業大学教授)
蓑原敬氏((株)蓑原計画事務所所長)
蓑茂寿太郎氏(熊本県立大学理事長)
(五十音順)

■プログラム
9:30- 開場
10:00-10:30 基調報告 秋本福雄氏(九州大学大学院教授)
10:30-12:00 基調講演 ヘレン・メラー女史(ノッティンガム大学教授)
(休憩)
13:00-14:30 講演をめぐっての討論「パトリック・ゲデスと現代」
司会    秋本福雄氏(九州大学大学院教授)
パネラー ヘレン・メラー女史(ノッティンガム大学教授)
蓑原敬氏((株)蓑原計画事務所所長)
中井検裕氏(東京工業大学教授)
15:00-16:30 パネル・ディスカッション「九州の都市・地域計画を考える」
司会    出口敦氏(九州大学大学院教授)
パネラー 小出和郎氏((株)都市環境研究所代表取締役)
蓑茂寿太郎氏(熊本県立大学理事長)
島谷幸宏氏(九州大学教授)
16:30 閉会挨拶

■懇親会
 フォーラム前日に講演者を囲んだ懇親会の開催を予定しています。詳細は後日ホームページ又はメールでお知らせします。
日時:2007年9月29日(土) 18時30分頃開始

■申込み方法
 フォーラム参加(無料)、懇親会参加(会費未定)をご希望の方は、FAX又はE-mailにて、「住所、氏名、勤務先、電話番号、メールアドレス、フォーラム・懇親会の参加の有無」をご記入の上、9月14日(金)までに事務局宛(forum2007@doc.kyushu-u.ac.jp)
にお申し込みください。

■連絡先(事務局)
 九州大学大学院工学研究院環境都市部門都市システム工学講座
 〒819-0395 福岡市西区元岡744  Tel/Fax 092-802-3407
 E-mail forum2007@doc.kyushu-u.ac.jp
 担当:梶田佳孝、小林敏樹

みどりと活力のある都市農地の有効活用

2007-08-08 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.187 配信日:2007年8月8日
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<講演会「みどりと活力のある都市農地の有効活用」開催のご案内>

(財)都市農地活用支援センターでは、国土交通省が毎年10月に開催する「土地月間」の参加行事として、標記の講演会を開催いたします。

 本講演会は、人口減少時代を見据えた都市農地の利活用のあり方の一つとして、既存住宅地にある都市農地を貴重な緑地的資源として捉え、農地のまま利用・保全することで地域に潤いと活力をもたらす公共的機能を発揮させていくための方策及び具体的提案等を有識者及び実務者にご講演頂き、地域における都市農地の役割を考える契機として頂くことを目的に実施するものです。

講演会の詳細は、当センターのホームページ
http://www.tosinouti.or.jp/seminar/seminar01.htm)にてご案内中です。

是非ご参加くださいますよう、お願いいたします。



●開催日時:10月17日(水) 午後1時30分から午後4時30分

●開催場所:すまい・るホール 東京都文京区後楽1-4-10(TEL 03-5800-8253)

●内容  :(1)講演1「みどりを活力とした都市農地の有効活用」

<講師>明海大学 不動産学部 教授 中城 康彦 氏

(2)講演2「相模原市の都市農地への取組み」

<講師>相模原市環境経済局経済部農林課 課長 小峰 幸夫 氏 

(3)講演3「都市農地の多機能性を活かした保全・利活用について

-ネットワーク化とマッチングシステム-」

<講師>(株)まちづくり工房 代表取締役 大橋 南海子 氏

●後援(予定):国土交通省、全国農業協同組合中央会

●募集内容 :地方公共団体、JA職員、民間等 150名程度(先着順に受付いたします)

●参加費  :無料

国際都市計画シンポジウム2007のご案内(続報)

2007-07-24 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.178 配信日:2007年7月24日
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国際都市計画シンポジウムのご案内

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2007年8月16日(木) ~ 18日(土)  Main Theme:創造都市 Creative City
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■開催地:横浜市
■メイン会場:メルパルクYOKOHAMA
      〒231-0023横浜市中区山下町16
      TEL:045(662)2221(代)/FAX:045(661)1133
      http://www.mielparque.jp/ykh/ykh01.html
■スケジュール:
・8月16日(木)
 プレシンポジウム( 13:00~)/ ウェルカムパーティ(18:00~)
・8月17日(金)
 国際都市計画シンポジウム(9:00~)/フェアウェルパーティ(18:30~)
・8月18日(土)
 テクニカルツアー(9:00~)
■参加団体:Korea Planners Association/ Taiwan Institute of Urban Planning/Hong-Kong Institute of Planners 他
■使用言語:英語
■公式ホームページ:http://wwwsoc.nii.ac.jp/cpij/com/iac/sympo/07/index.html
■参加お申込み方法:
下記URLよりレジストレーションシート(*.doc)をダウンロード頂き、必要事項を
明記の上、メール添付にてsympo07@cpij.or.jpまでご送付下さい。
      http://wwwsoc.nii.ac.jp/cpij/com/iac/sympo/07/registration.html
■申込み期限:2007年8月6日(月)
■お問い合わせ先:
 (社)日本都市計画学会事務局 国際都市計画シンポジウム係
 TEL:03-3261-5407/ FAX:03-3261-1874
 E-Mail:sympo07@cpij.or.jp

************************************************** [詳細情報]

★プレシンポジウム

東アジアにおける新たな都市・農村連携:持続可能な都市圏の形成を目指して
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東アジアの諸都市はこれまで、グリーンベルトをはじめとした欧米の都市計画制度の積極的な導入を基礎に、都市と周辺農村を空間・機能の両面から分離するという欧米型の都市形成を目指してきた。しかし、環境負荷の軽減や地域生態系を活かした持続可能な都市と地域の形成が世界共通の課題となった今日、東アジアの諸都市は、その風土や歴史、文化に即し、都市と農村を一体的にマネージする発想にもとづいた、独自の都市圏形成を目指す必要があろう。
本シンポジウムでは、韓国、台湾、香港および日本における都市圏形成の現状と課題を共有しつつ、東アジアという地域文脈における持続可能な都市圏のあるべき姿と、それに向けた計画理念を議論する。
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日 時:2007年8月16日(木) 13:00~17:00
場 所:メルパルクYOKOHAMA Fujiの間
参加費:無料
プログラム:
・開会の挨拶
 大西 隆(東京大学 教授、(社)日本都市計画学会 会長)
・基調講演 “Managing the Rural-Urban transformation in East Asia in
the 21st century”
 Terry G. McGee(ブリティシュ・コロンビア大学教授)
・各国報告  “都市圏形成の現状と課題“
 [韓国] Lee Jeasun(延世大学校准教授(韓国))
 [台湾] Cheng-Min Feng(国立交通大学教授,台湾都市計画学会会長)
 [香港] Stanley C. T. Yip(Arup China,香港都市計画家協会前会長*)
 [日本] 武内和彦(東京大学IR3S副機構長,(社)日本都市計画学会副会長)
・パネルディスカッション
 司会:横張 真(東京大学大学院教授)
 パネラー:Terry G. McGee/ Lee Jeasun/ Cheng-Min Feng/
     Stanley C. T. Yip/武内和彦

★ウェルカムパーティ

日 時:2007年8月16日(木) 18:00~20:00
場 所:メルパルクYOKOHAMA Kohakuの間
参加費:一般 ¥5,000.- / 学生 ¥3,000.-


★国際都市計画シンポジウム

日 時:2007年8月17日(金) 9:00~17:00
場 所:メルパルクYOKOHAMA Kohakuの間 他
参加費:一般 ¥6,000.- / 学生 ¥4,000.- (資料代、昼食代込み)
プログラム:
・オープニングセレモニー ・・・Kohaku
・論文発表会 ・・・Kohaku、Ruby1・2、Hisui、Hoei
・昼食(代表者会談) ・・・Fuji(Bara)
・論文発表会 ・・・Kohaku、Ruby1・2、Hisui、Hoei
・パネルディスカッション “東アジアにおける創造都市の取り組みと課題”
[趣旨]
昨今、経済や情報技術などグローバルに進展しつつある構造変化の中で、都市、とくに大都市が果たすべき役割は、ますます大きくかつ広範なものになっている。都市は、膨大な人口と人間諸活動を受け入れる物理的な「器」としてだけではなく、経済的・文化的価値を生成・発信する仕掛けとしても、その重要性を増しつつある。
こうした中で近年、都市政策の新たな戦略として「創造都市」の概念が打ち出され、さまざまな取り組みが行われつつある。
このシンポジウムでは、韓国、台湾、香港および日本の事例をふまえ、創造都市の今後と課題について議論する。
[基調講演]
 佐々木雅幸(大阪市立大学大学院創造都市研究科教授)
[事例報告]
 森 秀毅(横浜市)
 Myoung-Gu Kang(ソウル大学 助教授)
 Kuang-Hui Peng (國立台北科技大學設計學院教授兼院長)
 Jimmy Leung (元 香港規画師学会会長)
[ディスカッション]         司会:中村文彦(横浜国立大学教授)

★フェアウェルパーティ

日 時:2007年8月17日(金) 18:30~20:30
場 所:横浜ロイヤルパーク
    〒220-8173 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3
    TEL. 045-221-1111(代)
    http://www.yrph.com/
参加費:一般 ¥5,000.- / 学生 ¥3,000.- 

★テクニカルツアー

日 時:2007年8月18日(土)
行 程:
 Plan A) *原則、海外からの参加者向け
    ・集合場所:メルパルクYOKOHAMA
    ・集合時間:9:00
    ・見学先:みなとみらい周辺
    ・参加費:無料
 Plan B) *原則、国内からの参加者向け
    ・集合場所:大桟橋
    ・集合時間:11:00
    ・見学先:横浜港一周(船)
    ・参加費:無料

国際都市計画シンポジウム2007

2007-07-05 | Fieldwork

2007年8月16日(木)~18日(土)@横浜市/メルパルクYOKOHAMA
主催:(社)日本都市計画学会 国際委員会

メインテーマ:創造都市 Creative City
・東アジアにおける新たな都市・農村連携:持続可能な都市圏の形成を目指して(プレシンポジウム)
・創造都市(国際都市計画シンポジウム)、テクニカルツアーなど。

詳細はこちら → http://wwwsoc.nii.ac.jp/cpij/com/iac/sympo/07/index.html

観光、景観、まちづくり:国土計画における文化のポジショニング

2007-06-27 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。


No.163 配信日:2007年6月25日
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文化政策プログラムでは、文化を巡る各政策最前線から担当者をお呼びして、政策の枠組み、課題、将来の方向性についてお話し頂くセミナーを開催いたしております。

■趣旨
国土交通省大臣官房参事官 野村正史氏をお招きし、観光、景観、まちづくりといった文化に密接に関わる広い政策体系を紹介し、地域資源としての文化の可能性について、現在策定中の国土計画も踏まえながら、お話し頂きます。

■テーマ
「観光、景観、まちづくり:国土計画における文化のポジショニング」

■日時および場所
2007年6月28日(木曜日)
18:30-20:00 於 政策研究大学院大学 講義室G


開催直前の連絡で恐縮ではございますが、ご関心の方はご参加頂けると幸いです。参加を希望される方は、下記の申込書に必要事項をご記入の上、culture2007-ml@grips.ac.jpまでご返信ください。

政策研究大学院大学・文化政策プログラム
教授 垣内恵美子




*****申込内容*********
◎名前:
◎参加希望日:
◎所属:
◎連絡先:

(社)日本造園学会関東支部 第3回 学生デザインワークショップ 続報

2007-06-22 | Fieldwork
サマースタジオ2007


【日程について】
 ○7月14日(土)ミーティング:15:00~18:00 東京農業大学
         懇親会:18:30~
  *初回ミーティングは、課題説明、チーム編成、スケジュール調整ほか。
  *8/18まで、現地視察、課題整理、テーマ設定などのチームワーキング。
 
 ○8月18日(土)1st review:テーマ、デザイン方針発表、空間構成整理(1/2,000程度)
 ○8月25日(土)2nd review:テーマ、デザイン方針修正、プラン作成(1/1,000程度)
 ○9月 1日(土)3rd review:プラン修正、講評会
  *上記期間中に、提案の骨格を集中的に検討。
  *時間:13:00~18:00、会場:東京農業大学を予定。

 ○9月中旬以降:4th review:プレゼンテーション、講評会(日程調整)
  *9/1以降は、提案内容のブラッシュアップ、プレゼンテーション(パネル、模型等)の準備。
  *本大会発表前に、各チームの提案内容、プレゼンテーションについて確認を行う。

 ○10月20日(土)関東支部大会発表 於:東京農業大学

【チーム編成について】
 ・事前に、意見レポートを元にチューターと事務局で審査を行い、チームリーダーを指名。
 ・チューターとチームリーダーが話し合い、取組の方向性を確認。
 ・初回ミーティングにおいて、チームリーダーより取組の方向性を発表。
 ・チームリーダーの発表を聞いた後、参加者が希望するチームを選び、チーム編成を行う。

【課題候補地】
 ・東京郊外立地の中層平行配置の大規模団地
 ・多摩NT地区内の丘陵地上の中高層団地
 ・都心立地の高密高層団地 ほか


以上

2007年度 第7回 都市環境デザインセミナー

2007-06-21 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.161 配信日:2007年6月20日
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2007年度第7回都市環境デザインセミナー

   "川づくりに都市側がどう関わるか"
      ~武庫川からの報告~

 地域の川が備えている多様かつ広範な役割と魅力を都市づくりや地域づくりに活かす試みが各地で実践されています。親水、利水、環境、景観、風景、歴史・文化、スポーツ・レクリエーションなどです。しかし一方、治水の側面が重視されるあまり本来の川と都市やまちとの深い関わりが希薄になっていることも多々見受けられます。
 丹波から阪神間を貫流する武庫川は過去のダム計画問題、中流域の新都市開発の影響、氾濫域である阪神間への都市集積など上流から下流に至る多様な特色と課題があります。
 兵庫県が設置した武庫川流域委員会は約2年半、延べ1000時間に渡り超長期の武庫川のあり方について議論し、昨年8月に提言書を提出しました。
 川のことは川側に任せてきた都市側の問題も含め、都市や環境デザイン、まちづくりの側から川の将来像をどう見定め川づくりにどう関わるのかを考え、また総合治水や危機管理、地域づくりを進める上で川側と都市側の協働の重要性や流域連携の必要性等についてお話ししたいと思います。


■講  師
 報告:田村博美
      大阪市立大学工学部環境都市工学科非常勤講師 博士(工学) 
      (株)オオバ執行役員大阪支店長
      技術士・一級建築士・RLA
 司会:鳴海邦碩
      大阪大学大学院教授(専攻・ビジネスエンジニアリング)

■日時・場所
 2007年7月24日(火曜日)
    開場 午後6時15分
    開演 6時半~9時
    大阪天満橋ドーンセンターセミナー室

■報告の骨子(予定)
1.武庫川とはどんな川
2.武庫川流域委員会とは、経緯、目的と役割等
3.流域委員会の提言について
4.都市側から川づくりに提言したこと
5.総合治水の武庫川づくりを推進するために
6.委員会のその後


■主催
  都市環境デザイン会議関西ブロック

■会  費
  会員500円/会員外1000円/学生500円
  定員50名/会員優先/申し込み先着順

詳細&申込
http://www.gakugei-pub.jp/judi/semina/s0707/index.htm

(社)日本造園学会関東支部 第3回学生デザインワークショップ

2007-06-19 | Fieldwork
ふるってご参加下さい↓↓↓

サマースタジオ 2007
時間の継承~新たな集住の風景

昭和40年代、都市近郊に大量供給された団地は、
建物の老築化もさることながら、少子高齢時代を
迎え、生活様式の変化に対応した屋外空間構成
の見直しが求められている。

一方で、地域のランドマークとなる樹木の生長、
生活感のあるコミュニティーの醸成が見受けられ、
引き継ぐべき有形無形の資産を育んできた。

このような現状を踏まえ、環境資産を活かし、
地域特性を反映した、次代のランドスケープを
提案する。

■ワーキング
・デザイン提案にともない、調査・計画・設計のプロセスを経て、 図面、パネル、模型等の製作を行う。
・学部、学年は問わない。
・大学混成チームを編成。(5人/チーム、3~5チーム程度) 編成は、意見レポートをもとに担当事務局とチューターが行う。
 昨年度参加大学:関東学院大学、千葉大学、多摩美術大学、東京農業大学、日本大学、明治大学ほか
・若手実務者(チューター)が指導、助言を行う。

■スケジュール
7.14(土)  1stミーティング(概要説明、スケジュール調整)
8月上旬 2ndミーティング(コンセプト、プランを検討)
9月上旬 3rdミーティング(具体的なプランを検討)
9月中旬 中間講評会-1
9月下旬 中間講評会-2
10.20(土) 関東支部大会にて展示、発表(於:東京農業大学)
終了後 4thミーティング 展示会、メディア発表の準備

■応募方法
・参加希望者は、下記内容をメールにて担当事務局宛に お送りください。 7月6日(金)必着
1)学校、学部、学年、氏名、メールアドレス(PC用が望ましい)
2)以下に対する意見レポートを添付。(各600字以内)
a.現状の集合住宅に対する問題意識とランドスケープに求められるもの
b.ワークショップへの参加動機

■担当事務局: E-mail:ss2007_kbjila@yahoo.co.jp
 有限会社マスターピース
 担当 高橋靖一郎(企画担当幹事)

本郷元町パブリックデザイン連考02

2007-06-06 | Fieldwork
伝えよう 東京の歴史、場所の意味
活かそう、使おう! まちの文化資産

本郷元町パブリックデザイン連考02/「壊(こわ)すより、工夫を凝らそう! 再生ワークショップ vol. 1」

トアル卒業設計を囲んでワイワイ楽しく考えてみよう、
21世紀に活きる震災復興小学校と小公園
旧元町小学校の校舎を活かして、公園も壊さずに体育館が出来ないものか!?
日大短期大学(建築学)の学生さんたちが卒業設計でコンヴァージョンに挑みました。
彼らがつくった迫力の模型(1/100)が元町にやってきます。みんなで知恵を出し合いませんか?
「やればデキるさ、壊さずに。」

コンヴァージョンとは?:建築の分野でコンヴァージョン(conversion)という場合は、
おもに、建物の用途転換のことを意味します。ある用途のために建てられた建物に別の用途を与えて
再生させる技術やその行為のことをコンヴァージョンといいます。

■ 日時 2007年06月11日(月) 18:00-20:00
■ 場所 本郷交流館(文京区本郷2-21-7三河稲荷神社ヨコ)、二階和室A、
     水道橋駅~徒歩8分、御茶ノ水駅・本郷三丁目駅~徒歩12分。
■ 申込不要・無料(老若男女どなたでも大歓迎。当日18:00にお集まりください)

主催:元町公園市民の会、ぱぱっと会議@元町公園、文京まちづくり円卓会議
http://www.npo-rprogram.jp/motomachi/blog/

大阪市立大学大学院2007年度夏季連続シンポジウム「工業都市の再生」

2007-05-31 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.156 配信日:2007年5月31日
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【題名】 「工業都市の再生」

 (大阪市立大学大学院 創造都市研究科 都市経済政策研究分野 07年度夏季連続シンポジウム)

【日時】 2007年7月18日(水)午後6:30~9:00

【会場】 大阪駅前第2ビル6階梅田サテライト
    「大阪市立大学文化交流センター大ホール」
 (〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600 JR大阪駅徒歩7分)
 地図: http://www.ado.osaka-cu.ac.jp/BUNKO/

【登録等】 参加登録不要、参加料無料。

【趣旨】21世紀に入り、多くの先進国で、工業都市を再生する試みが活発になっています。工業都市の再生には、アートや緑・環境など新しいイメージを定着させて都市の魅力と活力を向上させる方向と、既存の産業を高度化したり新産業を起こしたりして生産性を高める方向が中心になってきました。
 今回のシンポジウムでは、(1)アートによる再生、(2)緑による再生、(3)新産業(ロボット等)による再生などの視点から、北九州市の門司港レトロ、兵庫県・尼崎市の21世紀の森や堺市の緑と産業のまちづくり、八尾市のロボットなど、新しい要素を導入して工業都市の活性化を図ろうとする試みの企画の責任者のみなさまにお越しいただき、そのねらいや経緯をお聞きするとともに、21世紀の都市のあり方に対するディスカッションをおこなっていきます。ふるってご参加ください。

【パネリスト】
 「門司港レトロ」 大場 隆一 氏
   (北九州市・産業文化局・門司港レトロ室長)
 「21世紀の森」 杉本 博 氏
   (兵庫県阪神南県民局・県土整備部・21世紀の森整備室・室長)
 「緑と産業のまちづくり」 辻林 茂 氏
   (堺市財政局企画部・プロジェクト担当部長)
 「ロボット産業振興」 大西 順一 氏
   (八尾市理事・市民産業部長)
 (司会) 荒木伸子(尼崎市議会副議長)

【お問い合わせ等】
 瀬田 seta@gscc.osaka-cu.ac.jp まで。

日伊シンポジウム:新しい戦略 景観

2007-05-23 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。「景観」をテーマとするシンポジウムの会場としてイタリア文化会館ほど相応しい場所はないだろう。

No.150 配信日:2007年5月22日
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日伊シンポジウムのお知らせ

【テーマ】新しい戦略 景観 NUOVE STRATEGIE DI PAESAGGIO

このたびペスカーラ大学・イタリア大使館・イタリア文化会館ではシンポジウム「新しい戦略 景観」を開催することになりました。つきましては、ご多用の折とは存じますが、ぜひとも皆様がたのご来場を賜りたくお待ち申し上げております。
イタリアと日本、それぞれの景観のもつ意味と、その保護と活用に関する戦略効果について検討します。参加ご希望の方はFAXまたはemailで、下記のフォーマットで、お申し込みください。

日時:2007年5月30日(水)
会場:イタリア文化会館 アニェッリ ホール イタリア文化会館 東京都千代田区九段南2-1-30
協力:アブルッツォ州、カラブリア州、ラツィオ州、ウンブリア州、レッチェ県、ナポリ県、SIU(イタリア都市計画学会)、法政大学デザイン工学部、Shiodomeitalia クリエイティブ・センター、日伊協会
参加費:無料(ただし、事前申込みが必要)

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開会式  9時45分
ウンベルト・ドナーティ(イタリア文化会館館長)
マリオ・ボーヴァ(駐日イタリア大使)
亀井 伸雄(文化庁文化財鑑査官)

基調講演 10時30分
アルベルト・クレメンティ(ペスカーラ大学建築学部学部長)
「新たな景観戦略」

第一部 景観の整備 ・ 経験と比較
司会:アルベルト・クレメンティ(ペスカーラ大学建築学部長)
苅谷 勇雅 (文化庁文化財部参事官、建造物担当)「日本における景観保護」
ピオ・バルディ(DARC長官、文化財・文化活動省)「イタリアの景観と現代性の価値」
稲葉 信子(東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター 国際企画情報研究室長)
「世界遺産と文化的景観」
ロザリア・アマンテア(カラブリア州都市計画局長)「ヨーロッパの景観に関する協約と州の役割」
質疑応答 12時45分

昼食  13時30分~15時

第二部 革新のためのテーマ  15時
司会:陣内 秀信(法政大学)
ルーチョ・ザッザラ(ペスカーラ大学)「新たな景観計画へ向けて」
宮脇 勝(千葉大学)「日本の景観法がめざすところ」
モゼ・リッチ(ジェノヴァ大学)「イタリアの景観のためのプロジェクト」
梅津 章子(文化庁文化財部参事官付文化財調査官、建造物担当)「景観の新たな自治体計画へ」
岡田 宜之(金沢市都市政策局歴史遺産保存部長)「金沢の景観対策」
マルコ・カザモンティ(雑誌“AREA”編集長)「建築と景観」
質疑応答 17時30分
閉会 18時
*シンポジウムの中で、ビデオ「イタリア景観の変化 Mutamenti del paesaggio italiano」が上映されます。


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イタリア文化会館
東京都千代田区九段南2-1-30
Tel: 03-3264-6011
Fax: 03-3262-0853
E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it
http://www.iictokyo.esteri.it

●申込み方法:以下の内容を上記のファックスまたはEmailで5月28日までに送付する。
定員を超えた場合のみ、当館より連絡があります。

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イタリア文化会館 Fax: 03-3262-0853 E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it

イベント名:NUOVE STRATEGIE DI PAESAGGIO
新しい戦略 景観
日時と場所:2007年5月30日 イタリア文化会館 アニェッリ・ホール

申込者お名前:
ご所属機関:
部署/役職:
ご連絡先:電話番号及びファックス番号:
ご同行者(いる場合のみ):

なお、当日会場の入口で参加者の確認をさせて頂きますので、本申込用紙をご持参下さいますように、お願い申し上げます。

多摩ニュータウンアーカイブ公開研究会

2007-05-23 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.149 配信日:2007年5月21日
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多摩ニュータウンアーカイブ公開研究会のお知らせ

多摩ニュータウン学会では、2007年4月15日に(社)日本都市計画学会、(社)学術・文化・産業ネットワーク多摩と共催で、第1回市民シンポジウム「まちの環境資産を礎に草創期を振り返りつつ多摩ニュータウンの“未来”を探る」を開催しました。多くの方々にご参加いただき、内容の濃い議論ができたと考えております。しかし、時間的な問題から当初予定していた内容まで議論するに至りませんでした。そこで、第1回シンポジウムのフォローアップとして、下記の日程で公開研究会(主催:明星大学、共催:多摩ニュータウン学会)を開催したいと存じます。
参加費は不要ですが、資料準備等のため、参加される方は電子メール(lectama@es.meisei-u.ac.jp)にて事前にご連絡ください。

【テーマ】
多摩ニュータウンアーカイブ 公開研究会
「街の環境資産を礎に草創期から中興期の夢と苦難を知る」

【日程及び会場】
[第1回公開研究会]
6月16 日( 土)13:30-18:30  明星大学日野キャンパス26号館512教室
~事業着手そして“迷走期”を乗り越えて第一次入居へ~
●謎解き座談会(敬称:略)以下の3名の方による鼎談
広瀬 盛行(明星大学名誉教授・都市計画専攻)(メインスピーカー)
川手 昭二(筑波大学名誉教授・都市計画専攻)
北条 晃敬(元・東京都多摩ニュータウン担当)
● 拡大座談会 他の座談会参加者:横倉 舜三(多摩ニュータウンタイムズ社主)・佐伯 進(元・多摩市役所職員)・長澤 隆(元・東京都および日本住宅公団多摩ニュータウン担当)・大石 武朗(元・日本住宅公団多摩ニュータウン担当)ら
● 謎解き“よろず”クエッションタイム :会場からの質問を受けてのディスカッション

[第2回公開研究会]
6月30 日( 土)13:00-17:30  明星大学日野キャンパス24号館401教室
~第二次住宅建設ストップから「行財政要綱」の制定へ~
● 謎解き座談会(敬称:略)
稲田 幸一郎(元・日本住宅公団多摩ニュータウン担当)
佐伯 進( 元・多摩市役所多摩ニュータウン担当)
山岸 紘一(元・東京都多摩ニュータウン担当)
他の座談会参加者:北條 晃敬・横倉 舜三・川手 昭二・長澤 隆ら
● 謎解き“よろず”クエッションタイム :会場からの質問を受けてのディスカッション
● 講評:広瀬 盛行

[第3回公開研究会]
7月7日(土) 13:00-17:30 明星大学日野キャンパス24号館401教室
~真の“都市づくり”をめざして中興期の多彩な戦略へ~
● 謎解き座談会(敬称:略)
室井 隆良(元・日本住宅公団多摩ニュータウン担当)
山岸 紘一(元・東京都多摩ニュータウン担当)
他の座談会参加者:北條 晃敬・横倉 舜三・佐伯 進・長澤 隆ら
● 謎解き“よろず”クエッションタイム:会場からの質問を受けてのディスカッション
● 講評:広瀬 盛行

【アクセス】
多摩モノレール「中央大学・明星大学」下車
http://www.meisei-u.ac.jp/student/sisetu/cmap/
《第1回と第2・3回では、会場・開始時間が異なりますのでご注意下さい。》

【担当】
コーディネイト:成瀬 惠宏(都市設計工房代表)
総合司会&全体:西浦 定継(明星大学准教授)

【連絡先】
明星大学理工学部環境システム学科 西浦定継
電子メール nishiura@es.meisei-u.ac.jp
電話・ファックス 042-591-9791

エコ・グリーンテック2007 特別講演会企画「みどりの都市づくりを考える」

2007-05-11 | Fieldwork
CLAからのお知らせです>>特に学生諸君!
「東京オリンピックの夢をもう一度」という副題はちょっと???

エコ・グリーンテック2007 特別講演会企画「みどりの都市づくりを考える」
東京オリンピックの夢をもう一度

入場料:学生は無料 一般は、全日:2,000円 午前または午後:1,000円 

日時:平成19年5月23日(水)10時00分?17時00分
場所:東京ビッグサイト西4ホール内講演会場(東京都江東区有明)
主催:(社)ランドスケープコンサルタンツ協会(運営:ランドスケープコンサルタンツ協会関東支部)エコ・グリーンテック実行委員会

協賛予定:(社)日本造園学会、日本芝草学会、(社)日本公園緑地協会、(財)公園緑地管理財団、(財)都市緑化基金、(財)都市緑化技術開発機構、(財)日本造園修景協会、(財)日本緑化センター、造園・環境緑化産業振興会、(社)日本造園建設業協会、(社)日本植木協会、(社)日本造園組合連合会、(社)日本公園施設業協会、(社)道路緑化保全協会、日本運動施設建設業協会、街路樹診断協会、(財)東京都公園協会、(社)東京都造園緑化業協会、NPO 渋谷・青山景観整備機構、日本水景協会、環境緑化新聞社 (順不同)/(協賛企業交渉中)

A.午前の部
主催者挨拶:(社)ランドスケープコンサルタンツ協会会長 大塚守康(10.00‐10.05)
講演:環境オリンピックと造園家
エコ・グリーンテック実行委員長 (社)日本造園学会副会長 涌井史郎(10:10‐10:40)
講演:校庭芝生の効用と課題(東京中の校庭が芝生に)
日本大学生物資源科学部専任講師 藤崎健一郎(10.45‐12:00)
質疑応答:(12.00? )

B. 午後の部
「みどりの風の道構想の全て?東京オリンピックを再び」
基調講演:都市の未来を考える
明治大学教授、前東京都副知事 青山やすし(13.30‐14.30)
概要説明:提言:風の道(五輪軸)構想
CLA東京オリンピック招致支援特別委員 萩野一彦(14.30‐15.00)
概要説明:10年後の東京?東京が変わる?
東京都知事本局参事 小林 清(15.00‐16.00)
講演:東京オリンピック再びへの挑戦
NPO法人東京オリンピック招致委員会 鈴木研二(16.00‐16.30)
質疑応答:(16.30‐16.50)

総括・閉会挨拶:(社)ランドスケープコンサルタンツ協会会長 細谷恒夫(16.50-17.00)

日本都市計画学会総会シンポジウム:人口減少社会に向かう都市と日本都市計画学会の役割

2007-05-09 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.146 配信日:2007年5月8日
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日本都市計画学会総会シンポジウムのご案内
「人口減少社会に向かう都市と日本都市計画学会の役割」

 日本都市計画学会では、来る5月16日に開催する第40回通常総会において、今後の学会活動のあり方を議論するためにパネル討議を開催します。会員の皆様に是非総会及びシンポジウムにご出席頂き、学会の将来について語り合う有意義なひと時を過ごしていただきたいと思います。

 「人口減少社会に向かう都市と日本都市計画学会の役割」
 日本都市計画学会は、都市化の時代に設立され都市化社会の計画的制御にかかわる種々のテーマに関して研究を深め、実践的な情報発信や多様な交流を進めてきた。我が国が人口減少時代を迎えた今日、学会もその研究の重点や社会的活動において大きな転換を迫られているといえよう。
 人口減少社会の中で縮小する都市をどのように誘導していくべきか、拡大する兆しをみせている地域間・地域内格差にどのように対処するべきか、国際的な都市間競争の中で日本の都市を如何にして魅力的な空間にしていくべきか、さらに世界的な潮流である持続可能な社会を日本においてどのように実現していくべきか、これらはまさに今日学会が解明し、社会に提示していくことが求められている問いの一端である。本シンポジウムでは、転換期になすべきことを明らかに、日本都市計画学会の今後の活動の一層の発展を図る。

日時: 2007年5月16日(水)15:00-17:00
場所: 東京大学 弥生講堂 一条ホール
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/
参加費:無料

構成:
パネル討議の趣旨について 
 大西隆氏(東京大学、会長)
パネリスト
 伊豆原浩二氏(名古屋市立大学、中部支部長)
 澤木昌典氏(大阪大学、関西支部)
 杉恵頼寧氏(広島大学、副会長・中国・四国支部長)
 黒瀬重幸氏(福岡大学、九州支部長)
 長島俊夫氏(三菱地所株式会社、理事)
 小澤一郎氏(早稲田大学、副会長)
 司会 武内和彦氏(東京大学、副会長)

連絡先
(社)日本都市計画学会総会シンポジウム担当
Tel.003-3261-5407

日本景観生態学会公開シンポ/都市と自然のあいだ:ミドルランドスケープの保全と管理

2007-05-01 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.143 配信日:2007年5月1日
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日本景観生態学会第17回全国大会 公開シンポジウム

【テーマ】 都市と自然のあいだ ーミドルランドスケープの保全と管理

【趣 旨】
 里山や野川のある田園は,日本の典型的なふるさとの風景である.しかしこの風景は,高度経済成長,バブル経済とその崩壊,さらには経済・情報のグローバル化に伴い,わが国から急速に失われつつある.このような現状においては,都市と自然の中間的な景観・ミドルランドスケープとしての,あらたなふるさとの姿を模索するのが現実的でもあろう.しかしその一方で,「文化的景観」である伝統的な田園風景を再生・維持し,将来へと継承できるようにすることは,現存世代の次世代への責務でもあるだろう.
 これには,地域コミュニティの新生,地域農業の再生を含む地域経済の建て直し,および車社会からの脱却など,地域におけるヒト・モノ・カネの循環・交流のあり方の建て直しが不可欠である.このような対策に対して,景観生態学はいかなる役割を果たしうるであろうか.市場原理の威力をかわしつつ,景観生態学が地域政策にいっそうの効果を発揮するには,いかなる探求が必要となるであろうか.
 本シンポジウムでは,田園地域の里山や野川の再生の事例を踏まえて,ミドルランドスケープのあり方を議論するとともに,景観生態学の果たすべき役割を改めて確かめるべき場としたい.

【実施日】 2007年6月9日(土) 15:10~18:00
【場 所】 九州産業大学 1号館1階 N101教室
【参加費】 無料

【主 催】 日本景観生態学会
【共 催】 九州産業大学大学院 学術フロンティア景観研究センター
        (拡大景観セミナー)

【基調講演】
 「田園景観・里山景観の保全」    九州大学教授 重松敏則

【パネルディスカッション】
パネリスト
 北九州市立大学准教授  バート・デワンカー
 兵庫県立大学淡路景観園芸学校教授  藤原道郎
 首都大学東京教授  菊地俊夫
 九州大学教授  重松敏則
コーディネータ
 景観研究センター主任  山下三平

【懇親会】 九州産業大学1号館1階オアシス ¥3,000

【問合先】 九州産業大学学術研究推進機構産学連携支援室
         TEL : 092-673-5501
         FAX : 092-673-5490
         E-mail : sangaku@ip.kyusan-u.ac.jp
         http://www.ip.kyusan-u.ac.jp/J/landscape/


※本シンポジウムは日本景観生態学会全国大会の公開シンポジウムとなっておりますが,シンポジウムのみのご参加に関しましては事前参加申込みの必要はありません。
 
 日本景観生態学会全国大会に関する問合せ先,および参加・発表申込などにつきましては,日本景観生態学会のホームページの案内をご覧下さい。 http://jale01info.seesaa.net/article/38363169.html