Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

ジャケット買い

2007-08-08 | Media
ジョージ・セル(指揮)+クリーヴランド管弦楽団
ドヴォルザーク「交響曲 第8番 ト短調 作品88 他」
(EMI)

僕はどんな名曲・名盤であろうが、ジャケット・デザインが気に入らなければ絶対にそのディスクを買うことはない。指揮者や演奏家をあしらったジャケットの場合には,アーティストのルックスや雰囲気が購入の可否を決める重要な判断材料となる。インテリアのアクセントになったり、何気なくテーブルの上に置いても見苦しくないデザインでなければ却下である。ジャケット・デザインには手を抜いて欲しくない。リード・マイルスによるクールなジャケットのデザインと相まって、トータルな作品性を打ち出していたのは往年のブルーノート・レーベルであった。クラシックレコードのジャケットは永らくデザイン不在の時代が続いたと言ったら言い過ぎであろうか。ところが、その状況に変化の兆しがみえてきた。「デザインしました」というのがミエミエなものや、アイドルのグラビアまがいの妙に色っぽいの(←最近多い)はどうかと思うが(まあ、オッサンはこーゆーのに弱いんだろうな)。。。

標記のレコードは演奏中のオケと指揮者を斜め上から捉えた臨場感ある写真で構成されたジャケットで、取りたててデザイン性の感じられるものではないが、やりすぎて失敗しているものよりはマシだ。ハズしてないデザイン。ところで、カップリングのスラヴ舞曲 第10番 ホ短調 作品72-2&スラヴ舞曲 第3番 変イ長調 作品46-3が主役の第8交響曲を喰っちゃうほどのすばらしさである。

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