TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

こすっからい人々

2017-09-09 15:31:03 | カナダ話題
TABIパパが以前から欲しがっていた充電式の芝刈り機を購入。

強力なパワーなのに音が静かで、使い勝手も良く、彼は大満足。
これまで使っていた電動の芝刈り機は、安価で譲ることにした。ネットに広告を出したところ、すぐに欲しいという人数名から連絡が。一番乗りの女性は「今週のなかばにそちら方面へ行く予定があるから」というので、私達もそのように予定を組んで車庫の取り出しやすいところに芝刈り機を移して待っていた。

ところが、約束の日時になっても彼女はあらわれない。

彼女の他にも、欲しいという人々から続々とメールが来たので、二番乗りの人に連絡しようかと話していたところやっと彼女のほうから電話がかかってきた。「いろいろ忙しくてそっちまで行けないのよ。届けてくれない?」

冗談じゃない。運送屋じゃないんだから、大型の芝刈り機を車に積んで、一時間以上もかけてお届けなんてやるものか。ダメだと断ると、彼女は「じゃあ、明日そっちに行くわ。何時に着くかわからないから、お宅の玄関先の路上に芝刈り機を置いておいてくれない?お金は、玄関のドアにはさんでいくから」

スピーカーフォンで聞いていた私たち二人は、思わず顔を見合わせて吹き出しそうになった。

まず第一に、中古とはいえまだ新しいものとかわらずしっかりしている何百ドルもする芝刈り機をポンと路上に出しておいたら、誰かがすぐに盗んでいってしまう。

第二に、奇跡的に誰も盗まなかったとして、彼女が芝刈り機を車に積んだ後に正直に代金を置いていく可能性は非常に低い。

第三に、奇跡が二つ起きたとして芝刈り機を誰も盗まず、この女性もバカ正直に代金をドアにはさんでいったとしても、現金がドアにはさまっているのを見た人がちゃっかりくすねていく可能性は非常に高い。

どちらにしても、私達の手元に代金が入ってくる可能性は、まずないと言って良い。おそらくこの女性は、なんとかして芝刈り機をタダで手に入れたかったのだろう。もちろん断った。彼女は立腹して、いろいろ文句を並べていたが、最後は電話を切った。こういうこすっからい人々がいるから、要注意である。

その後すぐに、二番乗りの人に連絡。
この男性は、届けろだのなんだの面倒なことは言わず、ちゃんと約束した時間に大きなトラックに乗って来た。芝刈り機を見せたら状態が良いのでとても喜び、トラックの荷台に乗せて、代金を支払って去って行った。

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