都祁村が奈良市に合併になった記念に都祁交流センターで
写真美術館・杉岡華頓書道美術館広報展示が、6月9日から開催されたので、
見に行って来ました。
入江泰吉の写真と、杉岡華頓の書道作品の展示の他、
昔の凍り豆腐を作っている所の写真など、都祁村に関する昔の写真の展示もありました。
中で特に興味を引かれたのは、奈良安全索道に関する写真でした。
奈良安全索道とは、奈良の京終から都祁村の小倉までを結ぶ全長17キロのリフトの事。
大正8年(1919)~昭和27年(1952)
京終駅(奈良市)ー八反田駅ー天満駅ー山田駅ー針駅ー小倉駅(旧都祁村)
最初柱は、木で作られていたそうで、途中から鉄柱になったそうです。
使用目的は、物資を運ぶ為だったそうですが、時には人が乗ったり、急病人を運んだりしたとか、
人が乗っている写真が展示してあり、高い所を通って、危険が無かったのかと聞いてみると、
落下事故もあったと、聞きました。