雇用保険失業給付金の受給期間が無事満了となりました。受給手続きは手間隙掛かり大変ですが、
無職者には、基本手当て90日分の給付があるかないかで大違い、ですから大助かりでした。
説明会や認定日など、決められた日時に必ずハローワークに出頭しなければならないので、
その都度旅先から戻らねばならず、行動が分断されます。それでも今回は、全般まずまずうまく
立ちまわれたほうじゃあなかったかな。しかしながら春の東北では、できたら弘前公園までたどり
着きたかったし、夏の北海道は7月いっぱいは滞在したいところでした。これは仕方ないですね。
これで晴れて無罪放免、完全なる自由を手に入れたと思いきや、一応次の職場が決まってまして、
そう簡単に「毎日が夏休み」とはまいりません。新しい職場には事情を説明して、夏場は趣味に
勤しみ忙しいので、冬場だけの「季節労働者」のような契約にしてくれと願い出ていまして、
これがどのようにうまく機能していくかは、実際勤めてみるまではわかりませんけどね。
本来、正職員を辞めた時点で次の仕事につく気はさらさらなかったのですが、これが現実問題、
資金面で立ち行かず、そうせざるを得ない状況です。北の山でお会いする名古屋のSさんは
とうの昔に仕事を辞めていて、今は自由人、彼はそうなるために、勤め人時代から目標を立て、
ストイックな生活をしていたそうです。生業に加え、休日には別の仕事を掛け持ち、退職後に備えて
資金を蓄えたと聞きました。計画的かつすごい努力家ですよねえ。この話を聞くと、現在のうらやむ
身分に対して、何の文句も口出しもできません。
対して私は、遊民になりたい希望は持ってはいたものの、対策は特別何もしていなかったので、
場当たり的な対応しかできず、わずかな手持ちがみるみる枯渇するのは致し方ありません。
野垂れ死に覚悟であったものの、これはこれで決心する勇気もなく、結果中途半端な生きざまと
なるのは、私らしいと言えばそれまでなのですがね。
まあでもけっこう、今の暮らしや立場をそこそこは楽しんでますよ。この前の期間雇用の仕事だって
初めての職種だったし、今度の季節雇用もまったく未経験の仕事内容なので、学生時代のアルバイトの
延長みたいなノリで、始める前ということもありますが、なにかまた新しいことができそうだと、
ミカサはミカサはちょっとワクワクしてみたり(←とある科学の一方通行ネタ)。実際仕事を始めたら、
きつくてすぐ根を上げるかもしれないですねえ。
そしたらまた、すぐに次の旅に出られるということです。
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