昨日(2月15日)付で勤め先を退職しました。目標の勤続2年を大きく
下回り、8か月余りで辞めたことになりまして、またまたまたまた自由の身と
なったのはいいとして、これで金欠病の患いもぶり返すわけです。
退職の主たる要因は体調不良です。その体調不良、異変は、不規則な生活に
よる寝不足が起因なのではと疑っています。変則的な勤務体系で、時に仕事は
深夜から翌朝まで及び、昼夜逆転し、睡眠のリズムが乱れ、そのくせ昼間は
あまり眠れず、寝足りないまままた次の重労働、これが体に堪えたようです。
元々睡眠のコントロールが下手な私、休日の寝だめもそうそうできるものでなく、
疲労が蓄積したのではないでしょうか。ただ、ほとんどの方々は、このような
不規則生活を平然とこなしているわけで、私の軟弱さ加減が際立ちます。
体調異変の自覚症状が諸々出始めたので「これはまずい!」と動揺、狼狽
しましたが、検査結果は幸いにも「シロ」とのことで、ひとまず一難去った
とほっと一息ついています。しばし休養、体調を整えたのち、これで命拾い、
今しばらく寿命が延びたことに感謝しつつ、体力、根気、資金の許される範囲で、
できる限り余生を楽しみたいと考えています。それで再燃するのが財政難問題。
このまま隠居生活突入は許されそうになく、いずれまた、何らかの形で
働かざるを得ないでしょう。
♪ 恋する人は眠れない 恋する人は眠れない
真夜中に 天井をとおして星を見る
星はわたしの瞳の レンズに降りてくる
それは世にも恐ろしい 星座のかたち
それは世にも恐ろしい 殺戮の暗号
恋する人は眠れない 恋する人は眠れない
明け方に彼の家のまわり 5キロ四方
いちめんの砂漠になる 人は死に絶える
鳥も獣も魚も 水も緑も
干涸びて崩れ落ちる 砂はサラサラと
そして砂漠はさらに ひろがりつづける
消える街 渇れる海
やがて彼の美しい 死骸の上に
自由になった わたしの心がかがみこむ
一度だけのくちづけの 夢をかなえるため
すべては死んだ わたしのすべては死に絶えた
誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを
眠れぬかぎり砂漠は どこまでもひろがる
誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを
眠れぬかぎり世界は やがて廃墟になる
たとえ宇宙を滅ぼす力を手にしても
あなたにとどかない 想いはとどかない
大きく開いたままの目に 星座は焦げつき
瞳の黒いガラスが 静かにひび割れる
(不眠の力/詩・曲・歌:谷山浩子)
谷山さんのいわゆる「こわい」系ソングの一曲ですね。奥が深すぎて?
ちょっとついていけない歌詞世界は、漫画やアニメのテーマ曲だと仮定
すれば深淵な世界観がすんなり腑に落ちる、好きな楽曲のひとつです。
仕事に恋したわけでないのに不眠の力を得た私は、危うく自分の身を
滅ぼしてしまうところでしたよ。
写真のサボテン「地久丸(ちくまる)」は、退職記念品に同期組から
贈られたものです。大きくきれいな花を咲かせるみたいで楽しみです。
たった8か月の付き合いなのに送別会まで開いてくれたのは恐縮でした。
たまたま集められたメンツにしては気の合う仲間がそろい、彼らと愚痴を
言い合っていなければ、もっと早く辞めていたかもしれません。彼らは
まだ仕事を続けていますし、その行く末を見守りたいと思っています。
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