さて、これからどう生きるか? 85歳と言えば平均年齢も越え超後期高齢者の領域だ。これまでのように順調には生きられまいが、それでもとにかく生きていかなければならない。
第一に。人として生きるということは、家族や近親はもちろん社会とのつながりの中で過ごすことだ。とすれば、世界も含め世の動きにそれなりの反応を示し、でき得れば自己の見解を示すことぐらいは出来たいものだ。決して大言壮語しようというのではない。「俺はこう思う」ということを、自分なりに整理しておくことぐらいはやりたいものだ。
第二に。定例の仕事もなく十分な時間があるのだから、これまで通り(いや、できればこれまで以上に)いろんな文化に触れたいものだ。具体的には、歌舞伎、能、落語、オペラ、などなどに、それぞれ年に一つや二つは行きたいものだ。視力の低下で、絵画展や映画(特に外国物は字幕が読めない)などに制約があるが、これら文化諸般に接する感受性だけは維持したい。
第三に。以上を続けるには、再び前回投稿に戻るが健康の維持が大切だ。体力も能力も確かに衰えた。しかし、歩くことはできるし脳は動いている。かつてに比べればはるかに低下したが、脳の働きではまだまだ負けないとひそかに自負している。何とかしてこの状態を維持していきたい。そう長くはないと思うが…
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リビングのつつじ