旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

不愉快極まりない小沢一郎「起訴」への対応

2011-02-01 10:56:32 | 政治経済

 

 小沢一郎氏が予定通りが強制起訴された。検察が「証拠を挙げ切れなかった」として不起訴にした事件を、国民が強制起訴に導いたものだ。国民はその怪しさを見抜いており「当然裁かれるべきだ」としたのだ。
 本人は、一切やましいところはないとして何の反省も無く、議員辞職も離党もしないとしているが、そもそも4億円もの金の報告(政治家の義務としての収支報告)につき、記載したのかどうか知らなかったなどと言う責任者に、上に立つ人間としての資格があるのだろうか?いわんや国会議員として国の政治を動かしたり、その責任を負う政党の中枢を担う資格があるのだろうか?
 一円でも安い品があれば隣駅のスーパーまで買いに行く国民の金銭感覚からして、4億円の金の記載、不記載を知らなかったなどと言う感覚は理解の外である。
 しかし小沢一郎と言う人間には、そのような一般国民の常識や良識、もっと言えば人間としての品格は無いと思われるので、恐らく、反省するとか自ら身を引くとかはないのであろう。 
 菅・岡田体制も、自らの体制保持のため影響力の強い小沢氏処分など出来ないだろう。ここにも、国民政治のことより自分の地位を守る方が重要という政治家の浅ましさが見える。

 結局この問題はなんの解決も見ずにことが進んでいくのだろう。最後にそれに結論を出すのは有権者であるはずだ。小沢氏と、その下にぶら下がっている国会議員を、その選挙基盤の有権者は再び選出するのだろうか? 恐らく彼らも小沢氏の「金にまつわる薄汚さ」を十分知っていると思うが、それだけにその庇護の下で“国会議員としての地位を守りたい”と思っているに違いない。そのような人間を選挙民は再び国会に送り出すのだろうか?
 それだけは考えて欲しい。小沢氏はもちろん、議員の多くは国民のことなど考えることなく保身に徹しているのだから、このような事件に根本的な断を下すのは、国民の選挙行動しかない。


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