年末行事の一つに、年賀状の作成、発送という難事業がある。以前は300枚を超えていた枚数を徐々に減らし、3年前の3分の1宣言で100枚以下でご勘弁願っている。今年は84枚の発送を終えた。
今年の特徴は、殆どの先の欄外に、直筆で一筆添えた。これは今までなかったことで、数をしぼった濃密度の表れと言えるのかもしれない。年賀状をとり交わす意義が、数をしぼったことにより生じてきたといえるのだろう。
今年気が付いたことは、喪中はがきが3枚ぐらいしかなかったことだ。いつも10数枚はあったような気がするが、思えば、相手の両親などはほとんど亡くなり、喪に伏す対象が居なくなったということを示しているらしい。今度来る喪中はがきは、本人の死を伝えるものになるのかもしれない。その前に、私自身の死を伝えることになるのであろうが。
そのことを、今年の賀状に書いた文章が証明している。
「若いころは、一枚のはがきに書ききれないほど様々な思いがあふれていたが、今や書きたいことはあまりない。生命の泉の枯渇か…、さびしいことだ」
まさに、「年賀状の切れ目が縁の切れ目」となるのであろう。
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