旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

久しぶりの熱海

2017-04-17 14:12:00 | 



 何十年ぶりかで熱海に行った。次男夫婦の招待で、来月13日で満2歳を迎える孫の成長の披露と、10日早いが私の82歳の誕生日を祝ってくれる集まりであった。実は昨年も湯河原の老舗旅館に招待してくれたのであるが、その時は孫の遥人が風邪で高熱を出して、大騒ぎの末に翌朝早々に引き上げることになったので、そのリベンジだと時を伺っていたようだ。桜は満開、熱海最古の旅館『古屋旅館』(業歴210年)は、もてなしも湯加減も最高のものであった。
 私のこのたびの狙いの一つは、孫遥人と露天の大風呂につかることであった。前記のごとく昨年の湯河原では風呂どころではなかったので、今度こそと満を持していたのだ。ところが……
 着いて早々、まずは部屋続きの露天風呂で試そうと、次男が湯につけようとするが、何を恐れてか頑として拒否、ついには泣いて抗議するありさまで実現しなかった。大風呂に連れて行こうとしたが、風呂と聞いただけで湯部屋に入ろうともしない。ようやく翌日の「足湯」ではやっと慣れて、最後は湯船をはしゃぎまわってズボンを濡らしママを困らせるまでになったが、うまくいかないものである。

 
   一人前にリュックを背負って、張り切って我が家を出発

   
        部屋続きの露天風呂に入れると、怖がって泣いて拒否
 
     
           
 翌日、熱海の海岸に繰り出し、水に触れさせようとるがなかなか近づかない。

 
      
 最後の湯河原万葉公園の足湯でやっと慣れて、今度はズボンを濡らしてママを困らせた。
 
     


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