写真をご覧ください。今回は箱ワインの紹介です。何れもリスボニア地方のワイナリーであるカーザ・サントス・リマのワイン。赤色がエスピーガ・ティントで黄色がエスピーガ・ブランコです。3リットル入って1箱2,420円(税込)。フルボトル4本分なので一本は605円。財布の中が寂しい年金生活者には優しい、びっくりするような値段がたまりません。問題はお味ですが、赤の箱ワインは既に3箱目、黄色の白ワインはまだ飲み始めたばかりですが、最近は毎日の食卓に欠かせない食事の友となり、普段使いには全く問題なく美味しくいただいています。
折角なのでその利便性について。まずガラス瓶でなく把手もついているので持ち運びが便利なこと。写真にあるように箱の下に蛇口がついており、水道のようにいつでも注げば飲めること。そして鮮度に関しても、ワインはプラスティックの袋に詰められており、開けても空気が入ることはなく、酸化しにくいこと。飲み終えて処分するにも、紙とプラスティックごみで手間がないこと等々です。実に毎日水の代わりにワインを飲むポルトガル国民の知恵から生まれた優れモノと感心しました。こんなに機能的なうえにデザインもスマート、さらにコスパが抜群。こういう品物を生み出すポルトガルにさらに興味が湧いてきました。
コロナ禍が終息したら真っ先に行きたい国です。ますます妄想が膨らんできました。
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