終わらない結論

正直、この人の作品を読んだ事が無い・・・だから

坂東眞砂子さん「子猫殺し」コラム、掲載紙に抗議殺到 (読売新聞) - goo ニュース

この子猫殺しの記事を読んだ時、ホラー作家のイメージで

血がドバー！！とか内蔵ボトボトとかのスプラッター系の

ホラー作家なのかと思った・・・直木賞をとっていたとしても

内容がエグイのかと・・・



で、某無料放送の映画で、この人の原作の映画

狗神をやっていたのを思い出し見て観てみた・・・



ホラーのカテゴリーが当てはまらない感じの作風でした

原作と映画は違うだろうけど、良い映画でした

みんなの評判は、悪いみたいですが・・・



メッセージが多く込められていた作風に思えます

特に、差別と死に対して・・・



永遠のテーマであろう、命の重さ

豚は、食べる為に殺しておいて

子猫はいけないのか？とか、ゴキブリは平気で殺すのに・・・

言い出したらきりが無い




売名か宣伝かわからないが、何かしらのテーマを

投げかけたかったのでしょう・・・

褒められた方法ではないが




私の近所は、野良猫に寛容な地域で

結構な数の猫がいますが、子猫が産まれて

温かく見守っていても、生き残るのは

１０匹中２匹ぐらいで、何かしらのトラブルで

子猫は、いなくなります。



だからこそ、数匹の子供が生まれて

遺伝子レベルでの生き残るシステムがあるのに・・・



どんな思想があるのかは、理解に苦しむが

子猫を裏庭の崖へ捨てるなんて、普通出来ないと思う


戦争中の精神状態で、泣き止まない子供を

殺すとか、食べていけないので間引きするとか・・・

極限状態でしか、思いつかない発想だと思うのだが・・・



大自然の中に住んでいると・・・死に対して

深い考えになるのは、解るのだが・・・・・