子煩悩な煩悩

煩悩の消化の為の独り言、自分自身の心のサプリメント。

オッド・アイの貴公子。その2

2004-12-28 23:32:18 | 
生粋の野良猫は、人には、あまりなつきません

運よく、子供のときに遊ぶ事の出来た貴公子君。
コインランドリーに行くと、見つけてよく遊びました。

ある日、立体駐車場の猫たちを探していたら・・・
『あれ?2匹いなくなってる・・・』
黒と白のが1匹づついなくなってます。

天候もそんなに荒れてないし・・・・
誰かが、貰っていった?
なんにしろ、2匹はいません。

駐車場の隅で、母猫と3匹の子猫は、寄り添い
こちらをジッと見ていました
その日以来、貴公子君とは、遊べなくなりました。

数年たった、ある日・・・
立体駐車場の横を通り過ぎたとき
前を、小さいライオンのごとく
口を半開きにし、堂々と歩く白い猫
『汚い猫だなぁ~』
思わず口からでてしまいました・・・
その猫は、ゆっくり座り、こちらを見ました。
そして、気づきました・・・『貴公子君だ・・・』
オッド・アイの猫は、立派に生きている野良猫になってました。

飼い猫で、寿命は10年、
野良猫で、5年などと言われてますが、
オッド・アイの貴公子君は、6年目を生きてます。

                終わり。

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