職人気質

祖父は、建具家さんだった・・・・

子供の頃は、良く怒られた・・・・

それは、工場に行って工具をいじってると

『あぶねえべ！！』と怒られた。

他の部分では、優しい人だったが仕事関係の

工具を触ると怒られた。



しかし、あもりにも触るし興味も持っていたので

仕方なくＭｙノコギリを、あてがってくれた。

それで、端材を切って遊んでいた。




そんな事をしてた幼少時代に

祖父の真剣な顔を何度も見てるが

その中でも、カンナを研いでる姿を思い出す

この頃、包丁を良く砥ぐようになってから・・・




その頃から、機械での砥ぐ時代になっていた。

レコードプレーヤーみたいな機械で研ぐのだが

これを見てるのが好きだった・・・・

何とも言えずキレイなのである。

砥石の上を水が実にキレイに流れながら

カンナの刃が、キレイになっていく・・・



今、自分でも包丁を研いでると

清々しい気分になる事が多い

最初のきっかけは、風水だが

道具をキレイにするのは、気持ちがいい



暫く弾いてなかったギターが何本かあるが

それは、自分が腐っていた証拠だとも思う

当然、メンテナンスもあまりしなかった・・・

今は、結構弾いてると思う・・・・



イチローも言っているが

道具を大切に出来ないのは、一流になれない・・・・

一流は、もう無理だとしても道具を大切にしたいと思う



基本を、忘れがちの時はいけないね・・・