届かなかったステージ

考えさせられる話を聞きました

ある女優さんが、アカデミー賞を逃した

菊池凛子さんについて意見を求められていた・・・



その女優さんは、ゆっくりと話始めた

『私・・・そのオーディションの最終の３人まで残っていたんです』



あと、ほんの少しで、自分もあのステージ、

スクリーンに映っていたはず・・・・

そう、考えていたでしょうね・・・

実際、映画の中で

オーディションに使われていたセリフが

出てきて・・・この場面だけは、

私のほうが上手いと思ったと

笑って話していました


でも、その時の経験を振り返って

あれで、大きく一皮むけたのが自分でも

わかった・・・

とも言っていた・・・



私も、何度か、オーディションを受けて

落ちている

確かに、何かしらの経験値は上がると思う



で、その後のそのバンドなどの活動をみて

複雑な心境になる事もある


若い時は、自分がどんなに間違っていたとしても

自分を信じられていた

それが、力でもあり、バネでもあったのだろう

歳を重ねるにつれ、己を知れば、知るほど・・・

自分を信じられなくなる

残念な事だが・・・・



もう、この歳での発展は、望めないかもしれない



お笑いタレントが、”無茶ぶり”されても

お笑いに変えていこうとする姿が

面白かったりするのだが

今、自分自身に”無茶ぶり”をしても

普通に、大人の答えで、『無理なものは、無理』

と答えてしまいそうになっている



体も硬くなってきたが、考えも硬化してると思う

今日この頃である・・・・