職人気質

版画展に行きました。

それは、川瀬巴水展です。

ホテルニューオータニ美術館で開催していました。

詳しくは→ニューオータニ美術館を参考にして下さい。

四谷は、通いなれているが行った事が無い場所

ホテルニューオータニ・・・色々な意味で怖い・・・

まぁ・・・良いのですが（笑）

流石、有名なホテル・・・ちょっと私はビビリましたが

とにかく、川瀬巴水を見たいので強行突破！！

（普通に道を案内してもらいました・・・）



前も川瀬巴水を見た事もあるのですが

他の作家さんとの展示だったので物足りない感じでしたが

今回のは、見ごたえがありました！！



私の祖父は、職人でした。建具屋さんです。

木を使っての細工で、細かいものもあり

子供ながら感心してみていたのを覚えています。


木の温かみに慣れ親しんでいたので

版画の独特の温かみが、とても好きです。



大正、昭和初期の版画家なのですが

今でも、色あせない存在感は、凄いです。

本物とは、こう言う存在なのではないでしょうか？

そう感じさせる作家さんです。




日本にこんな凄いアーティストがいたんだ・・・

最初の印象は、こんな感じです。

でも、どこかポップな感じのパステル調な色使いもあり

そして、無駄を省いた構図、しかし、細かい描写もあります

そのバランスが、なんとも絶妙で素晴らしい作品が出来てます



実際見てもらいたいですね・・・・


版画とは、その時代・・・どういうポジションだったのでしょう

油絵とか、水彩画とかとは違って多く刷る事が出来るので

ひょっとしたら、評価は、低かったかもしれません




なんか、今のＣＤとダブる感じがする時があります

多分、音楽でも良い作品を作れば後世に残るのでしょう

そんな希望を抱かせる作家さんです。


良い作品作りたい！・・・・

そんな、当たり前な気持ちで、今は、いっぱいです。