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子煩悩な煩悩

煩悩の消化の為の独り言、自分自身の心のサプリメント。

ブームの一歩前

2005-03-17 01:08:23 | Weblog
漫才ブームの頃には、もう、ベテランな感じでした。

セント・ルイス・・・ブームより半歩じゃなく

一歩前で、活躍してました。

星ルイス、急死していた…57歳、相方と同じ肺がんで (夕刊フジ) - goo ニュース

相方の星セントさんと同じ病気との事・・・

芸事の悲しさは、アーティストが亡くなると

その芸まで、持ってってしまう事・・・

セント・ルイスの不仲は、有名でした。

しかし、セントさんが復帰した時、また、コンビでステージに立ってました。

バンドなどでもそうですが、『こいつだから出来る事』

って、言うのがあります。それが、本当の芸なのです。

喧嘩しても、曲げられないこだわり・・・自分の理想と戦い

それを、一般の人に解らせる。そして、伝える・・・

練り上げて、タイミング、と言うか

ブレスを覚えていくのです。

ギターと言う楽器の悪い所は、ブレスなしでも弾けてしまう所です。

良いギタリストは、呼吸(ブレス)を、しています。

それが、フレーズを生かすのです。

子供の頃、見ていたセント・ルイス

あのリズム感・・・グルーブじゃなくスイングの様な”うねり”を持ってました。

お互いのセリフが、重ならないようにして、客に解る間を2人で作ってました。

しかし、そこにはタイトに流れるリズムがあり、

ブレスが、お客さんに酸素を運んでるようでした。

永六輔さんが、著書で、『芸は孤独を抱え込む』・・・確か、そんな感じの言葉を

言ってました。何人でステージに上がろうとも

芸人は、孤独に苦しみます。

どんなに悪口を言おうが、どんなに仲が悪かろうが

お互いを必要とし、ステージを作る。

その先いある。お互いの目的・・・『笑顔』が見たいから・・・

きっと、あの世でもピンライトに照らされたステージに

セント・ルイスは立ってると思います
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