バックパッカーとの遭遇

夏休みになって、バックパッカーと遭遇することが多くなってきた。
今日は、地下鉄の梅田で４人のアメリカ人学生らしき男性が乗ってきた。
だいたい、こういう人たちは新大阪で降りる。ということは、新幹線で東へ向かうか、西へ向かうかのどちらかということになる。

ところで、バックパッカーが大阪に来るのはどういうパターンなのかしらというのが気になる。
①関空から日本に入って、京都や奈良を見たんだろうか？　でも、関空から入ったら、大阪→奈良→京都、または、大阪→京都と進むのが自然だから、それなら新大阪から新幹線に乗ったりしない気がする。
②大阪の新今宮あたりの安宿をベースにして、京都なども見て宿舎が大阪だから新大阪から新幹線に乗る。これならわかる気がする。
③もしかしたら、上海→大阪のフェリーで入国したのかも知れない。

さて、今日遭遇した人たち。地下鉄が中津を過ぎると、地上に上る。そして淀川を渡る時にパノラマが広がると、たいていこういう人たちは窓の外を食い入るように見る。きれいな河川敷にたっぷりの水。見える街並みも白っぽくてなかなかすがすがしい。

でも淀川を越えてすぐに着く西中島南方の駅はすすけている。違う国のようだ。
けど、今日の彼らのなかの一人、もっともおしゃれだったドレッドヘアの人は、西中島南方で停車中にカメラを持ち出して、駅に貼ってあるポスターか何かを一生懸命に撮影していた。何を撮影したんだろうと興味深々で見ると、どうも難しい漢字だけで構成された焼肉屋か何かの広告を写していたようだ。
やっぱり漢字がかっこいいと思うのかな？　日本人の目にはベタベタのカッコ良くない広告なんだけどねえ。