A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

蕎麦打ち

2009年02月27日 17時34分30秒 | 家族行事
2月11日(水)



よく蕎麦打ちは陶芸家の余技と言われている。
ミスターマスダが通っている陶芸教室の生徒Hさんが
自宅で蕎麦を打って御馳走してくれるとの御招待。
教室の校長先生に引率されて尻手駅の近くのHさんのマンションへ。
入口に噴水のある豪華マンション かんぽの宿のようだ。
最近出来たマンションは立派だ。

Hさんの蕎麦打ちは本格的 蕎麦粉は信州から取り寄せたもの。
早速計量して大きな漆塗りのボウールに移す。



少し水が少ないかなあと思ったが丁寧に捏ねている間に段々固まってきて来た。
流石Hさんは手馴れている。
陶芸では土練りは基本的な工程だが蕎麦打ちも練が大変重要な作業。



お客は蕎麦作りには余り興味が無いらしく
ただただ酒を飲みながら蕎麦の出来るのを待っている。
昼酒も入ったし少々お行儀も悪く御招待された客の態度とは言いがたい。





そうこうしている間に練が終われば麺棒で伸ばす作業。
暑さを薄くしかも均一にその上、次の作業で細く切る為
全体をなるべく四角く、これは相当の熟練を要する。



薄く延ばしたそばを折りたたんで大きな包丁で規則正しく刻んでゆく。
刻み幅は包丁をて傾斜させて当て板を動かし決める。
切れた蕎麦は岡持ちに綺麗に並べられてゆく。





ミスターマスダも蕎麦打ちに参加すべく蕎麦切りを体験させてもらう。
一子相伝ではないだろうが包丁の扱い方のコツを御伝授いただく。



校長先生が蕎麦の太さが心配なのか
岡目八目の指導をしてくださる。
自分的には結構上手に切れていると思う。



何とか蕎麦打ちは完了
岡持ちに一見綺麗に蕎麦は並んでおり
お湯が沸いて茹だるのを待っている。



茹で上がった蕎麦は少し辛らめの大根おろしで頂いた。
中々の美味 御馳走様。      


115 MOMA

2009年02月27日 15時03分53秒 | ロス滞在記
6月18日(木)




ニューヨークでは山本さん御夫妻とゴルフをするのも目的の一つ。
山本さんとは50年来の友達。
もう30年近くニューヨークに住んでいる。


その山本さんから電話があり雨でゴルフは延期。
それでは自由行動にしてもらい美術館めぐりをすることになった。
ニューヨーク在住時代 雨の日はよく美術館に行ったものだ。

それに久しぶりに会ってみたい友人とランチもしてみたいし。


朝8時バスツアーの人達は帰国のためホテルロビーに集まっている。
我々は見送りでお互いに別れを惜しむ。


雨の日は美術館めぐりに限る。しかし物凄い雨。
手始めにMOMA(NY近代美術館)。

エントランスホールの奥まったところで
いつものようにロダンのバルザックが出迎えてくれる。
2004年の日本人建築家・谷口吉生氏の設計によるビルの
リニューアルまではこのバルザックの銅像は中庭にあった。



入口の展示場のコンテンポラリーのコレクションは大変充実しているが
我々にそれを評価する目がないのが残念。



カメラはフラッシュを使わなければ撮影はOK。
センチメンタルジャーニーの記念に気に入った画の前で記念撮影









ポロック、ジャスパージョーンズぐらいから段々面白くなって来た。











アンディ・ウォーフォール、ピカソ、マチス
よく眼に焼きつけておこう。











シャガール、セザンヌ、ルソー
雨の日曜日 何度も見た画だ。





キリコにアンドリュー・ワイエス。




昼食はリーさんと。
ジョン・リーはミスターマスダがアメリカの会社で働いていた時の同僚。

昔よく行った50丁目の「ギンブリ」 イタリアンの名店。

スキャンピーが売り物だ。
ボンゴレのエンゼルヘアも美味しかった。
ブリュレなどドルチェも自慢のレストランである。

リーさんと積もる話は尽きない。
お父さん、奥さんのウイニー、お子さんの事。

アメリカ経済と年金に関しては悲観的であった。

彼もそろそろ定年。
せつにハッピーリタイヤメントを祈るのみ。














腹ごなしに辺りを散策後MOMAに再入場、絵画鑑賞を続行。







楽しい一日であった。
然しながら印象派はどこかに貸し出しをしているのか
思ったより点数が少ない気がした。



最近特に飛行機に持ち込むトランク重量を厳しくするようになったようだ。
軽量対策として軽いラゲッジを買い求めた。

今夜は詰め替え作業でミセスマスダは忙しい。

山本さんから電話、
明日は何とかゴルフが出来そうとのグッドニュース。