A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

創作能

2011年08月11日 10時01分15秒 | 家族行事
7月27日(水)   



最近近所にスーパーが出来た。
徒歩3分 大体毎日特段の予定の無い日は
午前10時 ミセスマスダはスーパーに出向く。
30分ぐらいで帰ってくる。
丁度良い朝の御散歩の様なものだろう。
ただ何しろ田舎のスーパーなので
そんなに気の効いた食材があるわけではない。

子羊の肉とかパンチェッタ とかチーズ類などが欲しくなると
どうしても麻布に足が向かう。
「ナショナル・スーパー」である。
場所がら外国人が多いので品揃えも外人向けである。




ここにきての楽しみはショッピングが終わってからのランチである。
最近オーナーが変わってレストランの名前も「J]と変わったが
食事はライトミールでグラスワインのセレクションが抱負。







タレントやテレビで見たことのある顔が見える。




7月29日(金)


久し振りの「お能」である。
国立能楽堂・平成23年特別企画公演である。
それよりも楽しみは親しくしている
SK御夫妻と御一緒の観劇である。
お能が終わってからのお喋りが楽しみである。

お能はよくわからないので、
今までは一般教養的にポピュラーな演目を
鑑賞してきたが今日は創作能(新作能)である。
作者は馬場あき子 ミセスマスダの短歌の先生である。







日本書紀から題材をとったストーリーで「影媛」、
舞台は古代の奈良、後に武列帝となった皇太子と
平群大臣の子息・鮪(シビ)、物部氏の娘・影媛の
恋物語である。

影媛を塩津哲生,鮪を大槻文蔵、連歌師を山本東次郎が
演ずるという豪華版である。

舞台は現代短歌をふんだんに取り入れた歌垣を狂言とし、
そのままお能にと移って行く。
この展開はお能の門外漢のミスターマスダにも
ユニークに感じられた。

お謡い謡曲と地歌は座席の前のモニターに表れ
ストーリーの展開はかろうじて理解できたが
この創作能の見どころはお仕舞いのように感じた。
納得のゆく舞いでこれが新作現代能なのだろう。

舞台が跳ねてからは、近くの喫茶店で二時間余り、
SK御夫妻と取り止めの無い話を延々と楽しんだ。
心に残る格別の宵であった。