A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

Day 069

2006年02月10日 23時54分22秒 | 航海日誌
第69日目(7月28日)
パナマ運河はパナマ地峡を開削し、大西洋と太平洋とを連絡させた海洋運河。
1914年アメリカにより竣工、人工湖ガトゥン湖と関門式運河が見ものだ。
全長長さ65キロを9時間掛けて通過するのだ。

朝10時半 ガトゥン・ロック(閘門)入り。
パナマックスと言って船幅32.31メートルがロック航行の限度。
船の両舷を8台の機関車に引っ張られ、一時間半掛けて三つのロックを
階段式に25メートル昇ぼるとガトゥン湖に出る。
ガトゥン地区は雨が多くそこにダムを建設し人工湖ガトゥン湖を作ったのだ。
湖上 松島のように島々が点在している。
湖に沿ってパナマ市からコロン市に向かう貨物列車とすれ違った。
人造湖ガトゥン湖では上下上り下りの船が行き交う。
湖を抜けると幅191メートルのゲイラード・カット。
これを通過すればパナマ側の降りロックに至る。

ロックを三段昇って、また三段降って太平洋側へ。
最後のロックを出るとシドニーのハーバーブリッジのような「アメリカ橋」をくぐると
パナマ市街が遠望される。
想像以上に大きな町で大都会の様だ。

スエズ運河と同様 一日中運河を見ながらデッキで過ごし大満足。
大変蒸し暑い気候ではあったがパナマ運河を堪能した一日でした。

夜はシアターでケビン・コスナーの映画「13ディース」を鑑賞。
キューバ危機の際ケネディーやアメリカ軍部の動きに興味を持った。
どこでも軍人は戦争をやりたがるものか?
ウォーター・クロンカイトのニュース番組が映画に流用されていたが懐かしかった。
映画の興奮を治める為ママとヘミングウエー・バーへ。

この所、しばしばママとヘミングウエイ・バーで
優雅な時を過ごす向きの記述があるが、
実は、j家内は酒は一滴も飲めない。
酒の肴をつまみながら、ひたすら水を飲んで小生に付き合ってくれているのだ。
それでも実に楽しそうではある。

次の寄港地は明後日7月30日コスタ・リカだ。




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1 コメント

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Unknown (hm)
2006-02-11 13:19:22
さすがパナマ市の遠景は大都会ですね。スエズとパナマ両運河、岸辺の景色も含め、堪能されたことでしょう。
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