ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ダイナマイトキッドvs星野勘太郎の不穏試合

2021年10月13日 | プロレス
流智美さんの解説ですが
日本でのダイナマイトキッドのシュートマッチ。
相手があのトンパチ突貫小僧、皆がビビった星野勘太郎なら理解できますな。
というか映像観ていると、コレはシュートになっていますね。
急所をお互い狙い、タックルを切ったり。
そういえば、生前、星野勘太郎は若かったらMMAにチャレンジしたかったと。
星野は新日本の若手から恐れられていましたな。
生意気盛りだった鈴木みのるも兎に角怖かった、
発想が「?」な所が多いからどうすれば良いか分かんないと。
新日本に参戦していた頃の長井満也は、ホームレス炊出しを
手伝いに行った時初めて会ったけどアッチ(893)の人かと思ったとか
一方、魔界倶楽部の総帥をやった時、コーナーポストから落ち?
安田忠夫にクビにされたと思い落ち込んで会場に来なかったという
逸話も有りますが。

一方ダイナマイトキッド。あの小さい身体で
元々ストリートファイターの猛者、シュート技術を心得て
オマケにイタズラが酷いからトラブル起きる度に
シメてしまい、WWFやカルガリー時代には
更に怖いハーリーレイスやバッドニュースアレンと仲良しという
バックも有り、ヤンチャは中々有名ですね。
立野紀代のJBエンジェルズがWWFで活躍した際は
日本に世話になったキッドやレイスが立野や山崎のバックになり
イジメ等させなかったというカッコいい話も有りますが。

コレは不穏な試合ですな。
コレまた、かなり気の強い二人の取組。
しかし、星野なら仕掛けてもおかしくは無い。

Dynamite Kid vs. Kantaro Hoshino Turns Into A Shoot


動画の様に最終的には力を測った星野が通常の試合に戻し
勝敗を決めましたが。
当時は異質な試合だったでしょうが、アングルでは無く
(多分ですが藤田vs小川アングル)
こういう不穏試合は有って当然なの!という
将軍KY若松のプロ目線も中々参考になりました。

と、戦ったこの2人。
過去のプロレスに生きてる私のプロレス脳でスッカリ忘れていましたが
2人とも故人となっているんですなぁ。
もう40年前ですか。
時の流れは速いから気付かず、そして寂しさも感じます。
当時では意外な2人の不穏試合と思いました。

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4 コメント

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Home In My Shoesさん (太郎)
2021-10-15 23:12:19
あれま、コメント何かトラブルが生じたのかしら‥。
私もリアルタイムがタイガーマスクデビューの年でしたので
タイガー組が負ける時は星野が負け役だったイメージで。
後にマスクマン特集をやった時、日本で成功したマスクマンはマスカラス
準でカネック位ですかね?メヒコの英雄ソリタリオが初来日した時
坂口には体力負けするが星野クラスだと圧倒的強さを見せた等々の記事で
星野が強い、というのは高橋本が数冊出てから知った事でした。
そうなんですか、気の強いライガーを気の強い星野がそうコメントしていたとは。
格闘技路線に付き合わされた寺西は気の毒ですね。国際はぐれ狼軍から
漸く新日本で良いポジションを貰えたのに。
その頃、タイガー、星野組vs寺西、小林組でまさか寺西に星野が負けるとは!
とショックを受けた事が有ります。キッドは本当良い選手でしたね。
キッドがいなければタイガーマスクの成功は無かったかも知れません。
当時姫路の観客はイライラしたかも知れませんが、今見ると面白くて仕方ない喧嘩試合ですね。
今の新日本でこういう光景見てみたいです。
返信する
Unknown (Home In My Shoes)
2021-10-14 21:42:34
コメント書いたのに、なんかアップされなかったみたいなので、もっぺん書きますね(*´ω`*)。

星野勘太郎、TVマッチではフォール配給係としての役回りが多く、私も実際どれくらい強いのかわかりかねていましたが、デビュー間もない売出し中のライガーとのシングルマッチの後のコメントが「弱いね」の一言。これはシビレましたね。「ホントに軽量級で強いのは星野」とゴングが時々書いてたのを裏書きするようで。

アップしていただいたこの試合、全然知りませんでした。軽量級ながら技を受け合わないってのもあんまり記憶になく(佐山タイガーの最後のTVマッチの寺西戦くらい?)、ヒリヒリしますね。

キッド、あらためて良い選手だったなぁ、って思います。同時に佐山の強さも。そして、星野含めてそうした選手が段取りに則って魅せるプロレスの素晴らしさも。

いや、ええもん見させていただきました。ありがとうございます。
返信する
凸樫さん (太郎)
2021-10-14 17:49:25
猪木のタッグパートナーとしてタッグリーグに優勝したり
豆タンク会という山本小鉄私設応援団があったり、熱心なファンの中で
ヤマハブラザーズは当時物凄い人気だったのでしょうね。
先程、小鉄氏の引退試合の対戦相手だった国際プロレスで元幕内力士の大位山勝三の出演したラジオを
聴いてましたが、良い試合だった、星野さんは鋭くてパンチで舌を数針縫った、凄いですね、
そう話してたのが印象的で。対抗戦では燃えるでしょう。
ただ、道場破りの時は藤原が俺と前田以外逃げちゃうんだよ‥と語るのmp印象的なのですが。
国際はキッドも取られてしまいましたね。まあ、色々仕掛けられたり選手抜かれたり
弱小企業となった国際の新日本アレルギーは理解出来ますな。
前田とは豊岡大会で控室に殴りこんだとの事、坂口曰く言う事を聞かない
UWFに対して星野さんが皆の気持ちを代表して行ってくれたと語ってました。
アンドレvs前田のセメントは、通説というか前田が言うには「行っちゃって良いんですか!?」
と何度も星野さんに確認したら「俺に聞くな」という態度が返って来た
藤原さんが「何やってんだ、殺されるぞ!」と控室から出てきてスイッチが入った
こういう事だったとか。前田の記憶ビミョーなんですが。
この当時にセメント未遂の試合は、仰る通り観客との温度差がとても面白い試合ですね。
YouTubeではこういうの色々出ますね。マスカラスがエプロンでハンセンの腕極め
そのママ離さず苦しませるシーンとか。
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ヤマハブラザースの片割れとして… (凸椪)
2021-10-13 19:48:52
星野勘太郎は日本プロレス時代から山本小鉄とのタッグチーム・ヤマハブラサーズとして、当時は“若手”としてリングに上がっていましたが、新日になったらすっかり貫禄が付いて中堅クラスで、星野はプロレス入り以前にはボクサーも務めていたと聞きます。身長170㎝くらいの二人ですが、作家で元ボクサーの安倍譲二氏はテレビで視た星野&山本が実戦ならばナンバーワンじゃないかと述べていたのを聞いたこともあります。旧UWFから一時“出戻った”前田日明とも本気でやり合ったとも言われていましたが、あと10センチ以上高かったら、たぶんトップの一角に入ったと思います。日プロ時代のメインエベンターでは馬場や猪木、マンモス鈴木などは例外としても、トップファイターは力道山や豊登を始めせいぜい180㎝前後でしたから…。
ダイナマイト・キッドは、確か国際プロレスでデビューして間もない頃の阿修羅原の好敵手として欧州から飛来したジュニアクラスの選手だったと思いましたが、いつの間にか新日で藤波やタイガーマスクと名勝負を繰り広げていたほどの実力者だったのでしょう。従兄弟のD.B.スミスと全日本に“移籍”していた頃には、大型ヘビー級選手と対戦するために筋肉増強剤で不自然にパンプした身体で試合していたために、「選手生命」どころか自身の「生命」まで縮めてしまったようですが、アップされている一戦はテレビ映像を録画したもののようで、視たところ星野の気の強さが突出していて、リング上のガチンコをあまり観慣れて会場の観客とのコントラストが不自然に映し出されて面白く感じました。新生UWF以降のプロレスファンだったら“名勝負”と映ったかも知れませんが…!?
それと、当日、この後の試合で伝説のアンドレ・前田戦が行われたようなアナウンスが効かれましたが、そこは三重県の会場だったのでしょうかねぇ??アンドレ戦ではリング下の星野が前田をけし掛けていたということでした。流智美という人の文は雑誌や著書で数え切れないほど読みましたが、画像を視たのは初めてでした。
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