ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

魔性の63年ストラト

2009年01月14日 | 楽器
以前、ICHIROとCharのセッションのビデオを送って頂いてから
どうにも、ICHIROの弾いていた、フェンダー、63年ストラトの
魔力に取り付かれてしまい。
ICHIROのギターの腕は超一級品ですが
(ネックは61年のスラブボード、PUは60年)
あのトーンは、指とアンプだけではなくて、63年ストラトの
音というのも非常に大きいだろうなぁと、数本の63年ストラトを
試奏させてもらってから何となく思うようになりました。

(家財道具全て売りはたいても買えませんが)
(何時かそんな日が来たらなぁという願望です)

正直、私、60年代前半のビンテージは63年しか弾いた事ないんです。
70年代ラージヘッドストラトの何となくハードなPUのトーン、
60年代のセクシーなトーン(堂本剛弁)と色んな魅力がありますが
(50年代は弾いた事ありません)

当然、ビンテージなんで、アタリ・ハズレがある訳なんですがね、
大体、私が気に入った63年ストラトの売値の相場は
260万円前後ですねぇ・・・・。高い・・・・(溜息)
元々、レスポール派だった私が、何故に63年ストラトに
こんなに惹かれてしまったのだろう・・・・。
何だか、麻薬のような音ですねぇ。何だか、体に心に、何だか
溺れてしまいそうな・・・。

SRVとかも63年でしたよね。
ロリーギャラガーは61年でしたっけ?
ジェフベックモデルなんかは63年がイメージとの山野の店員さんの説明。

私が弾いた、63年の中には相場より10数万円安いモノがありましたが
やはり、私の好みの音ではなかったのですが、そのストラトは
微妙にファット&キレがある感じとかでした。

上の写真を拝借したお店でも素晴らしい63年がありました。
(無駄に高い???)

ただ、最近のビンテージ市場は特にギブソンは値段が高騰しすぎて
値下げ傾向にあるみたいですね。

こんな世になるなら、バブルの株で大損する前に59年LPやストラトを
20代で購入して投機にしておけば良かったと
つくづく思ったりするのですねぇ。


この後、ストラト、3部作(?)となります。
また、分けながらUPしたいな、と思いまする。

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジャンル分け | トップ | シャカタク »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
JAKEさん (太郎)
2009-01-16 20:30:31
イチローはあのビデオでは大阪のSLIPでしたよね。
やはり、サンバースト以外のアタリストラトは
更に、値段が高いそうです。

同じく、私も白ストラトが欲しいのですよ。
ピックガードがベッコウでも良いかなとか?
白は映えますよねぇ。

山口にも来るんですか。
今月の何かの雑誌(GMかな?)に何かの弾き比べで
出ていますね。
あのストラトの音が忘れられませぬ。
返信する
白いストラト (JAKE(じゃけ))
2009-01-16 00:34:35
白いギター・・
生まれて一回も買ったこと無いので

今度は白いギターにしようかな~
ステージで使うと、ライトに当たってきれいに
映えるんですよね~。

イチローは以前はGuitars R US(ギターザウルス)の
ストラト使ってたんですよねー確か。

山口にもたまに来るので今年は見に生きたいです。
返信する
ニャロメさん (太郎)
2009-01-15 19:48:05
フェンダーのPUって単品で手に入らないですよね。

鈴木氏のは62年製です。
本人は少々、不満があるらしいですがねぇ。

タイムマシーンシリーズ、
音、硬いし、そんなに厚い音じゃないですが
40年後にはファットになっているのかな?
返信する
フェンダーのタイムマシーン・シリーズ !! (=^ェ^=)ノ (ニャロメ)
2009-01-15 13:29:44
 オコンニチワ !! 、太郎さん。

フェンダーのタイムマシーン・シリーズ-60は、
特にPUに関してはオリジナル通りだそうですよ。
このシリーズに搭載されているPUは、
単品では手に入らないんですよね~。
多分弾きこんだら、ヴィンテージになって行くんでしょうね~。
鈴木茂 名人のフェスタレッドのストラトは、
たしか62年初頭の物だったと思います。
返信する
ニャロメさん (太郎)
2009-01-14 19:33:29
55年までのストラトはホワイトアッシュだと思っていました。
GM誌で、03年かな?各年代のストラトの
サウンド引き比べのCDとか付いていました。

70年代になると、ハッキリ違いが感じられますね。
私が弾いた63年のアタリギターも
普通のシングルコイル以上の鳴りでした。

鈴木茂氏は62年ですよね。

カスタムショップのCharが使っているダフネブルーのストラト
後のタイムマシーンシリーズですか・・・。
音が硬かったです。確か、スラブボードでしたが。
アレを数十年弾きこんだら、ビンテージになるのでしょうかね。
返信する
ストラトの魅力 !! (=^ェ^=)ノ (ニャロメ)
2009-01-14 17:50:02
 オコンニチワ !! 、太郎さん。

ストラトキャスターやテレキャスター程、
弾き手によって色んな表情を見せるギターはとても魅力的ですね~。
ストラトは1954年~56年にかけては、スワンプ・アッシュ材が使用されていました。
スワンプ・アッシュ材の調達が困難になって来たため、
1956年以降はアルダーに変更されましたね。
54年~56年代のストラトの音はキラキラしたクリアーな音で、
音の輪郭もハッキリしていました。
ただ大きな音で弾くと、高音がきつくて耳に痛い位の音です。
クラプトン御大が古い弦を好むのも、この辺の事が影響しての事なんでしょうね~。

まったくニャロメの個人的な感想なんですが、
54年~60年までのストラトは、古い太い弦の方が良い音で鳴る様に思われます。
特に何故か56年~58年製のストラトは生音も大きく、
アンプを通した音も大きくて太いです。

61年~65年製のストラトも垂涎の的ですね~。
ニャロメも心の底から欲しい逸品ですよ。
61年製のスラヴボードは、ニャロメのお師匠様の愛器をお借りして、
ライブで弾かせて頂いた事があります。
太郎さん、これにはニャロメも本当にビックリしましたよ。
P-90の音を枯れさせて、まろやかにした様な極太の音でした。

故ロリーギャラガー御大の61年製の愛器は彼の兄弟達が大切に保管しているとの事です。
そして故SRVの全ての愛器達は勿論、兄貴のジミー・レイヴォーンが受け継いだそうです。

太郎さん、ヒストリーのタイムレス・ティンバー材のストラトは、
多分、54年~56年製のストラトの音を、
現代風に再現しようとしたのかも知れませんね。

太郎さん、コメントが長くなってしまって申し訳ありませんでした。
どうしてもストラトの話になると楽しくなってしまいます。

次回のストラトのネタも楽しみにしていますニャン !!
返信する

コメントを投稿

楽器」カテゴリの最新記事