エクソダス 「ファビュラスディザスター」

スラッシュメタルの大御所、と言って全く過言ではないですよね。
エクソダス、3枚目のアルバム「ファビュラスディザスター」です。
私はこのアルバムからエクソダスを聞いたのですよね。
スレーヤーの様な狂気でも無く、当時の個人的感覚からは
アンスラックスの様な明るい系スラッシュメタルバンドというイメージでした。
ゲーリーボルトとリックヒューノルトのザクザクしたギターリフ
ギターソロバトルがとても好きでした。
何故か？スラッシュメタル系のライブ観戦はエクソダスが一番多くなりました。
そのライブ中、完全にお祭りサークルモッシュピットになるこの曲。
私もクラブチッタ位のキャパでしたら、立ちっぱなし腰痛解消の為
スキップでサークルモッシュピットに入ってきてます。

EXODUS - The Toxic Waltz (OFFICIAL MUSIC VIDEO)


私個人が持っているエクソダスのアルバム、黄金期はここ迄なんですよね。
そして「EXHIBIT,B」迄、作品は間が空きます。
というか、この「ファビュラスディザスター」以外、私、エクソダスは後追いなんです。
時代的にスラッシュにならず、そして決してラウドロックにならない
曲作りをしていた事も関係あるかしら？
しかし、時代はグランジ、オルタナティヴ、ラウドロックの流れに行きます。
多くのメタルバンドは解散、失業となったりしていました。
またはラウドロックやゴシックメタルの流れに乗ったり。
05年頃のパワーメタル、スラッシュメタル勢の本格復帰迄、長い冬でした。

で、この「ファビュラス」なんですが、私聴くのが中盤位で
集中力切れてくるんです。
前半はとてもゴキゲンなノリノリなんですが。

後追いで比較してみると、1st,2ndのクオリティーの高さを感じる気もしたりします。
これまでのエクソダス通常運転ではこの辺りが80年代エクソダス本領発揮時期なのかな？

しかし、05年以降エクソダスを始め、スラッシュメタル勢の復活パワーは
凄まじいモノでしたな。
デスエンジェル、クリーター、オーバーキル、テスタメント、ディストラクション
そしてエクソダス、その他。
逆にメタリカ、メガデス達は本流から離れて行った感じでした。