「Love’n You」

この曲のネタはブログ開始初期に書いたけど、
もう17年前か。この頃産まれた子は、もう高2とは恐ろしい。

この曲を知ったのは明治学院大学と工学院大学の連中が作った
インカレサークル「ビートル」というトコのテニス合宿という名目の
ほぼ「半乱行」の様な地獄の合宿で酷い目に遭いまして
その時にHITしラジカセでリピートして再生されていたのが
ジャネットケイの「Love’n you」で友人達に部屋追い出され
二晩ベッドを奪われ、他は初めましての奴ばかりなので横になって寝れなず
オイシイ思いも全く無かった河口湖のペンションでの出来事です。
苦い思い出の象徴であるこの曲を初めて知り
何度もリピートしてのテープで聴いていました。




その頃はガチガチのメタルキッズでしたが、グランジの流行で
シーンに失望していた頃。
音楽クリエイターになるなら音楽の見識を広めないと就職出来ない！
(その後バブルが弾けましたが)
と主に洋楽の多ジャンルを聴きまくっていたのでした。
で、ボサノバの様な雰囲気とレゲエのリズムがマッチしたこの曲は
当時のトレンド。

学校でやたらこの曲にハマっている事が知られ
普段イヤな奴の年下クラスメイトがジャネットケイを含め
オリジナルのミニーリパートン、そして今井美樹のバージョンと
3曲テープに入れてくれて。
オマケに昔、音取りで譜面書いたからと
その譜面をくれ、即音取りしました。
メジャー7th、マイナー7thの入り組んだ甘いラブソング。

やはりオリジナルのミニーリパードンが一番良いなぁ。
ウィスパートーンを駆使した嫌味の無いラブバラードが素敵。


色んな人がコピーしているけど。
今井美樹のはズッコケた。

暫く聞かない、弾かない内に忘れかけていた頃
思わぬ人がカバーしていた事が衝撃でした。
私のフェバイトギタリストの一人
デビッドTウォーカー。

唯一無二のトーンにプレイ。
早速ギブソンES335を手にしデビT爺の様に弾こうとしても
当然弾けず、聴く事に専念してました。
デビッドTウォーカーはマリーナショウの名盤でプレイしていますが
共演しているラリーカールトンの音が多いと勘違いしてしまいまして。
(同じくフェバイトドラマー、ハービーメイスンのプレイも素晴らしい)
本格的に聴き始めたのはかなり遅い。
20代の頃のギターレッスンで教わっていれば良かった。



何度デビッドTウォーカーのライブ行ったかな？
マリーナショウやラリーカールトンとの共演を含め。
最初に単独来日で観に行ったのは2008年。
(以後全てビルボードライブ六本木)
その時もこの曲をプレイしました。

しかし‥デフレ時代から恐ろしくライブ代が上がった。
最初に見た時は6000円。当時の私には高額。
ローリングストーンズの東京ドームに天秤にかけデビT爺の方を観に行きました。
ストーンズはまた来てくれるだろう‥甘くみてしまいました。

しかしデビT爺も84歳。
もう日本には来れないかな‥？