ナンバーガール

基本的に聴かない事が多い、若者の日本のロックバンドですが
この博多のナンバーガールは気になっていたんです。

それはギタマガ誌にコラムを持つ田渕ひさ子がフェンダーのジャズマスターを
弾いて、こだわってたからです。
そして、イースタンユースとか、ファジーコントロールは好きだったんで
今田渕さんが所属してるブラッドサースティーブッチャーズが気になったんです。
ここのバンドのドラマーのセンスが何だか好きで。

そして、ナンバーガールを聴かずして日が過ぎたんですが、
ある日、ビデオ半額レンタルデーにライブDVDを借りてみたんです。

まず、ビックリしたのはフロントマンでリズムギターを弾いている
向井秀徳の見た目のオタクさ、ロッカーのかけらも見えない、
そして、歌のヘタさ・・・・。私より確か1学年下だったと思うのですが
でも、この男、ただならない雰囲気を持っている・・・・と。
特に同世代であのルックスのロッカー（当時）はビックリでした。

で、改めてサウンドを聴いてみると、
こういう系のバンドにしては珍しくフィットしたんです（やりたいとは思わないけど）
そして田渕さんのギターも個性を感じました。
DVDでの客の熱狂度の凄さ。
この写真のベストを聴いてみました。　いいじゃん！結構！

その後、アジアンカンフージェネーレーション（アジカン）等に
大きな影響を与えてるそうですね。

パンクロッカーで元バンドメイト、オジジと取り合えず決め事しないで
セカンドバンドやってみようという話になった時（まだ実現せず）
私はガレージ系をやっても良いと話し、彼はビックリしてましたが
知人に紹介された20歳の女の子ドラマー、マリリンが「未だサダマラず」という
バンドをやっていた頃、向井氏に褒められたそうなんですね。
紹介してくれた知人は向井秀徳という見た目オタクな存在にギョットしてて。
（知人はビジュアル系やB'Zが好き）
結局、マリリンは自分の腕に自信が無いという理由（本当かなぁ・・・？）で
最終的に振られてしまいましたが。

このナンバーガール、
日本の若い子達のシーンでの知名度はかなり大きいみたいですね。