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現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

葛西純VS伊東竜二、カミソリボードで東スポ年間最高試合賞

2021年05月15日 | プロレス
2009年度、東京スポーツ年間最高試合に輝いた!
というのも納得出来ますな。
インディーでデスマッチでも後楽園ホールは立見で溢れてる入り。
この試合で引退するつもりだったという
葛西のやっちまえ精神が残虐なデスマッチを超えたドラマがある。

現在、葛西純のドキュメント映画「狂猿」が好評の様ですが
見てみたいです。
入場曲がCocobatたったとはねぇ。

デスマッチ界のカリスマ・葛西純、死闘を捉えた本邦初デスマッチ・ドキュメンタリー映画『狂猿』予告編


普段は注射針で注射打たれるのも怖いという葛西が
リングに上がると人格変わり、凄い事をやり
日本、アメリカでも「クレージーモンキー」として圧倒的なカリスマとして君臨し
低所得者向け公団住宅で生活していると。
ケロイドの様な背中の傷を持つ葛西が蛍光灯デスマッチ等で試合後
刺さった蛍光灯の破片を抜き、アドレナリンが出ている内にシャワー浴びて
車で帰るも、翌朝Tシャツで背中に血がバリバリにこびり付き
悲鳴を上げてTシャツを脱ぎ断末魔の叫びを発しながらシャワー浴びる
笑っていいのか?悪いのか?
普段のゆる目な話し口調も良いし、お笑いプロレスも対応して。
大仁田とは全然違うカリスマ性ですな。
葛西の興行では当日を前にしてチケットがソールドアウトの様ですし。

大日本では当たり前の光景の様ですが
伊東の妻の李日韓がレフリーで試合を裁くという。
李日韓の他の試合でのレフリングも最高ですな。

大日本プロレス葛西順VS伊藤竜二デスマッチ


後楽園ホールバルコニーダイブ史上、一番凄まじいダイブですな。
コレを受け切った伊東も凄い。
サイプレス上野と一緒に観戦した友人は正道会館空手二段で血は慣れてるのに
このダイブを生で見て失心したそうです。

カミソリボードや画鋲、サボテン、蛍光灯の塊のデスマッチで
観ている此方もドン引きしつつ悲鳴を上げそうですが、
それを超えた何かが有る。
地上波では得られない人の真の姿を感じる。

葛西は伊東とやりたくて、不遇時代だったZERO1から大日本に戻ったそうですが
まあ、言葉では表現しづらいインパクトのある試合ですな。
脱帽です。
ずっと大日本で頑張ってた伊東より
完全、葛西記事となってしまいました。

それにしても、小鹿、ナガサキ、谷口、山川、田尻と寂しいメンツで
試合アイデアを苦心し
新日本のドームに「金じゃない!意地を見せるためだ!」と
大舞台に上がってた頃から想像も出来ない
関本や岡林、伊東、小林、沼澤、佐久田等、素晴らしい選手も生まれ
インディーで大人気団体になるとは思いもしませんでした。
コロナ明けいつか見に行きたいと思います。

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4 コメント

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喜一さん (太郎)
2021-05-20 01:54:21
コレは地上波では絶対ムリでしょう。
新日本で内藤vsKENTAのIWGP戦で内藤が大流血した後(アクシデント?)
カメラは完全に引きのロング撮影でしたしね。
流血戦で育った世代としては流血戦見たいんですがね。
最後に観たのが00代の永田vs飯塚のチェーンデスマッチで。真壁も有ったかな?
この葛西vs伊東はコアな観客パンパンですね。過激なのですが、今こういう試合に
スッキリした自分が居ます。もう12年前の試合なんですがね。
返信する
過激ですね~ (喜一)
2021-05-19 19:47:13
現在のデスマッチが、どういったものか興味があって視聴させてもらいました。
こういう試合は、地上波ゴールデン生中継ということは絶対にないと思うんですが、ファンは熱いように思いました。DVDは売れるんでしょうね。
返信する
凸樫さん (太郎)
2021-05-15 21:41:44
映画「レスラー」は良かったですね。あの頃ホッチキスは大日本にもCZW勢が来日し
使ってましたし。私はおっかなびっくりで子供の頃
アメリカのレスラー達の大流血戦を想像で膨らませてました。国際よりエグいだろうな、と。
大仁田、「全日本も昔はブッチャーやシーク達と、デスマッチだったよなぁ」と語っていたのを
思い出します。大仁田vs栗栖とか、元来のプロレスファン達も驚いた様でしたし。
後になって猪木vs上田を見て「アレ‥」と一度ガッカリしたりで。
本人がラジオで語ってましたが大仁田は受け、耐えるプロレスを表現しようと思ったでした。
ただ大仁田場合は策士で猪木的に周り的を沢山作ったりがチト。
何でしょ、心臓に悪い試合が多いですが、私個人的には清々しい気持ちも起きてくるんです。
今の新日本よりプロレスとして胸がすくというか。
昭和のプロレスはデスマッチに至る色んなアングルが面白かったんですがね。
大日本はブロックとかも使いますし、それをレフリングする李日韓が
痛そう目を背けながらマットを叩く姿もリアルさを感じます。
返信する
コレも「プロレス」…? (凸椪)
2021-05-15 20:07:36
以前にミッキー・ローク主演の映画『レスラー』でも同じ様なデスマッチのシーンを観て驚いたことがありました(もっともリング上は吹き替え俳優が演じているのでしょうが…)。デスマッチと云えば、実際には数十年前に国際プロレスの金網戦を観た程度ですが、アップされた映像を視ると、かつての猪木vs.上田馬之助のネイル・デスマッチなどは(大仁田も言及しているように)かなり"まやかし的に"見えてしまうほど過激で、本当に痛みが伝わって来るどころではないくらい。このようなスタイルの先駆者となった大仁田厚には功罪両面での"功績"はあったと思います。
李日韓レフリーは、試合で負傷した和田京平の代わりレフェリングを務めたとのことですが、最初はてっきり男性かと思っていました。確か全日の試合で観た時に、初めて女性だったのを知りました。馬場さんがご存命だったら有り得ないことでしょう(元子夫人も在職だったら同様でしょうが…)。この試合で葛西純の対戦相手だった伊東竜二選手の夫人とも聞いて、不思議なマッチメイクだと思いますが、それ以上に試合結果も意外でした。
それにしてもこんな過激な試合をナマで観る勇気を私は持ち合わせていません。二階からのダイブ以前に、カミソリや画鋲に触れるだけでも恐怖感を覚えます。かつて大仁田が邪道と称された理由がわかります。
返信する

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