先月末にリリースされたアンスラックスの新作、事実上ボーカルの
ジョーイベラドナを含めた(イメージした)曲作りのアルバムはジョーイが
アンスラックスに復帰してから初でしょう。
ここ暫く、スレーヤー、メガデスとスラッシュBIG4が充実した作品をリリースしていますが
ラウドパーク2015でのパフォーマンスがとても素晴らしかったこのアンスラックス
やはり新作の充実度を期待してしまいます。今回他のCDも含め
ぶりぶりざえもんさんから頂きました。(毎度感謝です)
リリース以前の期待度を書いた記事は下のリンク先に貼っています。(楽曲も)
http://blog.goo.ne.jp/tadapyon_1971/e/8986538511afbc0390ded5053b2b2aa0
アンスラックスというと元祖ミクスチャーバンドと言われる、スラッシャーにしては
言い方悪いけどストイックというより、陽気でおちゃらけているイメージがあります。
今回、時計職人として成功している充実期のリードギタリスト、ダンスピッツ以外の
全盛期メンバーで製作された本作、大ブレイク前のシリアスというか
大真面目系(哀愁系もアリ)85年リリース2ndアルバム「狂気のスラッシュ感染」に
近い路線で製作され、ベテランとなった彼らの現在のアンスラックスが集約された
力作になっていると思います。
ずっと在籍し続けている、スコット、フランク、チャーリーのリズム力演奏力は勿論
スラッシュメタル界のビッグネームの中では一番幅広い歌い方が出来る(産業ロックとか)
抜群の歌唱力のシンガージョーイベラドナの歌に勿論何の不安材料も無く
素晴らしい。そしてリードギターで新加入している
アメリカの若手バンド、シャドウズホールのジョナサンがとても良いリードを弾いています。
音色はMIDをかなり出している。そしてキモとなるスコットイアンのキラーリフが
楽曲を味付けし(やはりレコーディングでは全てスコットがリズムギター弾いているでしょう)
ベテランリズム隊のチャーリー&フランクの抜群のプレイ。
楽曲も特に本編はボーナストラック入れ63分という長さもあり
個人的には大作志向に感じます。疾走感がある曲はそんなに多くは無い。
本編エンディングはその2ndアルバムの最後を飾る「ガングホー」の
延長、または同系のキラーチューンとなっています。
全体的に展開、またはリズムチェンジが多く、メロディアスなジョーイのボーカルが
乗ります。勿論スラッシュメタルの中でのメロディアスですが。
出世作の「アマングオブリビング」からそろそろ30年経とうとしているのですか。
その後、4枚目以降のアンスラックスは独自のミクスチャー路線というか
私的には軽い、遊びの多いミクスチャーな方向性になり興味を失いましたが
その頃とは全く違う初期アンスラックスの路線に戻ったシリアスな
大作になったと思います。
2枚組のボーナスCDには全盛期87年中野サンプラザ公演の
ライブ音源が4曲、収録されております。
観に行かれたんですね。
歓声の中にミルクマンさんの声は入っている事でしょう!
ハードコア好きな人達に人気が有るのを忘れていました。
今回そのパンク好みする要素はあまり無いかもですね。
甲乙は・・・う~ん・・昨夜メガデスを聴いてみたのですが
メガデスは時間が短く感じる聴きやすさ、
アンスラックスは大作的なんで意外と集中力も要るけど
モチベーションも高く楽曲のクオリティーも高い。
ちと、どちらに軍配は・・というのは付けられないかな?私は。
ポイズンですか(笑)
高校生の文化祭でギター弾きましたが
考えておきます(笑)
2階最前列で、ずーっと叫んでました(^_^;)
個人的にはAnthraxの勝ちですね。
全体の雰囲気重視のMegadethと
ルーツに戻ったAnthraxの構図が見受けられます。
最初はもっさりした曲調だったので
「また、やっちまったか!?」と思いましたが
後半になってから勢いのある曲が目白押しに
なるので飽きがきませんでした。
余談だけど、最近はあのPoisonに
ハマっています(笑)
Poisonに関する記事,リクエストします!!(爆笑)
やはりラウドパーク2015のモチベーション、充実度が高く
素晴らしかったので、内容も充実しているかも、と
予測しました。
人間関係が酷い&トラブル例はお金が絡むプロでも
我々アマチュアでもそうですよ。
私が今度始める予定のバンドメンバーも前居たバンドの残党です。
リーダーが酷かったです。
癖の強い人間の集まりでもありますしね。
(全員ではありませんが)
産業ロック方向のジョーイとウンザリして時計職人になった
ダンが戻った06年のラウドパークは一種驚きでしたが。
メタリカは基本的に期待しないようにしています。
ジョーイは凄く歌が上手いし若い頃より歌と声に
深みを増して凄く良いです。
そして幅が広いですからね。素晴らしいシンガーだと改めて思いますね。
特にジャーニー歌っているのを聞いた時の感動は。
リードギタリストも掛け持ちなのかな?でもかなり良いギター弾いていますね。
今作のようなスタイル、「狂気のスラッシュ感染」の路線が
個人的に一番好きですね。
当初は、全く購入する気は全く湧きませんでした。
今までのBig4のウダウダ振り、特にAnthraxは
人間関係が最も醜いと思っていたので
「こんな所にアルバム購入(投資)しても
駄作を売りつけられる」と思ったのが一番の理由です。
(だって、Metallicaが究極の形でしょ?)
文句ばっかり、並べてしまいましたが、
そんな自分の不満を消し飛ばしたのが
ジョーイ(Vo)のヴォーカルです。
やっぱり、この人、歌が上手い!!
へヴィな演奏隊に負けず存在感のある
「歌」を聴き手に届けるから凄いです。
今更ながら、Anthraxは
Journey+Mortorheadと言う奇跡的な
スタイルを確立しているんだから
粗末にしないで欲しいものです(マジ!)