フロントカウルにはちょっと手を入れておきます。
GSX-R750の時にも加工しましたが、スクリーン後端のモールを再現しておきましょう。
これ、あると無いとではずいぶん印象が違います。そんなに手間ではないのでお薦めな加工です。
やり方はGSX-Rと同じですが、もうちょっと簡単にできるように考えてみましょう。
前回は単にチューブに芯線を通して、サークルカッターの隙間を0.5mmに設定してチューブに沿ってスライドさせて切り開きましたが、ちょっと不安定でヨレてしまって何度かやり直しました(*´Д`*)。
そこで簡単な治具を作ってみました。
ベースは厚さ2mmのプラ板を使います。その上に厚さ0.6mm(0.3mm×2枚)のプラ板を隙間1mm空けて接着します。
この溝にチューブをはめ込んで真っ直ぐに固定できるようにします。
使うチューブはバイクのキットに付属のφ0.8mmくらいのものを使いますが、これメーカーによって色々です。
ハセガワさんのキット付属のチューブは穴が細くて肉厚なのでうまく使えません(T^T)。
アオシマさんは比較的肉薄ですのでなるべく薄い物を使います。
これにφ0.5mmの洋白線を通して真っ直ぐにします。
プラ板の厚み0.6mmに対してチューブが0.8mmなのでわずかにはみ出しています。
このわずかにはみ出している部分をカッターでそぎ取ります。
これでチューブに切り込みが入るので、スクリーンの後端にはめ込んでセメダインさんのハイグレード接着剤で接着していきます。
一気に接着するのではなく、端から少しずつ固定していきます。
肉薄のチューブなら少し押さえていればしっかり固定できるので、使用するチューブ選びがポイントです。
肉が厚いと戻る力が強くてきれいに接着させるのが大変です。
続いて、スクリーンとカウルの取り付けピンのモールドをブラックに塗ります。
筆で塗ってもいいですがきれいにできそうにないので、面倒でもφ1.0mmのポンチでマスキングテープを打ち抜いてマスクします。
セミグロスブラックで噴きました(画像撮り忘れです・・・>_< ;ごめんなさい)。
スクリーンをカウルに取り付けるのにもハイグレード接着剤を使います。
ほんのわずかにカウルの後端とスクリーンが合いません、目玉クリップで固定して貼り付けました。
はさむ部分、本当はマスキングテープとかで養生しておいたほうがキズの心配がありません(;^^)ヘ..。
ミラーのステーもこの段階で接着しておきます。ここは後で動くとショックなのでエポキシ接着剤でガッチリ固定しました。
ミラー本体は角度が変にならないようにしたいので、カウルを取り付けて最後にバランスを見ながら接着します。
これでカウル関係の準備は終了、完成に向けて追い込みましょう。
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