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マニラ保険金殺人・岩間俊彦被告・二審も死刑

2019年12月17日 | ヒトゴロシ

マニラ保険金殺人、二審も死刑

フィリピンの首都マニラで知人の男性2人を保険金目的で殺害したとして、殺人などの罪に問われた山梨県笛吹市の無職男の控訴審判決で、東京高裁は17日、死刑とした一審甲府地裁の裁判員裁判判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。

「計画首謀」男、二審も死刑 マニラ保険金殺人―東京高裁

マニラで山梨県の男性2人が保険金目的で殺害された事件を計画、首謀したとして、殺人罪などに問われた岩間俊彦被告(46)の控訴審判決が17日、東京高裁であった。青柳勤裁判長は、死刑とした一審甲府地裁の裁判員裁判判決を支持し、弁護側控訴を棄却した。
 控訴審で弁護側は、一審同様に無罪を主張。共犯とされた男=無期懲役確定=が虚偽供述をしたとし、「共謀関係はなく、犯人でもない」と訴えていた。
 一審は2017年8月の判決で、男の証言の信用性を認め、被告を一連の計画の首謀者と判断。現地の実行犯に支払う報酬を工面するため、被害者から現金を詐取した上で殺害したとした。被告側の無罪主張については、「弁解は不自然」と退けた。
(2019年12月17日JIJI.COM)

マニラ保険金殺人の43歳男に死刑 甲府地裁判決

フィリピンの首都マニラで2014年と15年、死亡保険金を得るため男性2人を殺害したとして、殺人などの罪に問われた無職、岩間俊彦被告(43)の裁判員裁判の判決公判が25日、甲府地裁で開かれ、丸山哲巳裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。
 検察側は論告で「保険の手続きや殺害計画を首謀した」と指摘。弁護側は最終弁論で「経済的に困窮しておらず、保険金目的の殺害を行う動機はない」として、無罪を主張していた。
 起訴状などによると、岩間被告は久保田正一受刑者(44)=殺人などの罪で無期懲役確定=らと共謀して現地で実行犯を雇い、14年10月18日夜(現地時間)、山梨県韮崎市の整骨院経営、鳥羽信介さん=当時(32)=を拳銃で殺害。15年8月31日~9月1日(同)には、同県笛吹市の会社役員、中村達也さん=同(42)=を拳銃で殺害したとしている。久保田受刑者は起訴内容を認めている。

(産経ニュース 2017.8.25)

マニラ殺人 岩間俊彦被告(43)「ヒットマン依頼してない」被告人質問で否定

フィリピン・マニラで県内の知人男性2人を保険金目的で殺害したとして殺人などの罪に問われた笛吹市の元飲食店経営、岩間俊彦被告(43)は23日、甲府地裁(丸山哲巳裁判長)であった裁判員裁判の被告人質問で、弁護側の「事件前にヒットマン(殺し屋)を雇う依頼をしたのか」という問いかけに対して「そんな話自体したことがないし、記憶もない」と答え、あらためて関与を否定した。
検察側は2014年10月、岩間被告が久保田正一受刑者(44)=無期懲役が確定=らと共謀して、韮崎市の整骨院経営、鳥羽信介さん(当時32歳)を殺害したと主張している。これまでの公判では、検察側証人として事件に関与した久保田受刑者らが出廷し、岩間被告が一連の事件を主導する立場だったと証言している。
岩間被告はこの日、弁護側のスパン・ピンゴル・サリー受刑者(44)=懲役6年が確定=にヒットマンを雇う依頼をしたかという質問に「(ピンゴル受刑者とは)ほとんど内容のある会話をしたことがなく、依頼もしていない」と否定。また岩間被告が鳥羽さんと事件前に金銭を巡るトラブルになり、久保田受刑者に殺意を打ち明けていたとされることについて「言っていないし、(トラブルは)私が100%悪いことであり、恨みは一切ない」と否定し、検察側証人の証言と対立する形となった。
(2017年06月24)

2014年10月、フィリピン・マニラで日本人男性が殺害された事件で、山梨県警2016年に日本人男性3人とフィリピン人女性1人を保険金殺人の容疑で逮捕した。被害者に高額の保険をかけて現地の殺し屋を雇ったもので、容疑者の1人は先月、「スッキリ!!」の取材で全容を明らかにしていた。
殺害されたのは山梨・韮崎市で整骨院を経営していた鳥羽信介さん(当時32)で、マニラ市内をタクシーで走っている時にバイクに乗った男にピストルで撃たれた。鳥羽さんには1億円の海外旅行保険がかけられており、警察は保険金目当ての殺人と見て調べていた。
逮捕されたのはいずれも鳥羽さんの知人で、山梨・笛吹市の無職・岩間俊彦容疑者(42)、甲府市の無職・久保田正一容疑者(43)、住所不定無職の菊池正幸容疑者(57)とフィリピン国籍の女(43)だ。取材で犯行を語ったのは菊池だった。鳥羽さんと知り合ったのはうなぎの稚魚を養殖して日本へ輸出する話からで、鳥羽さんら3人にマニラ在住だった久保田、菊池ともう1人の日本人が加わった。
計画の打ち合わせをマニラで開いたとき、菊池は岩間から「鳥羽をやって(殺害)くれ」と言われ、そのことを久保田に聞くと「知ってる。殺し屋と話も付いている」と話したという。殺害の手順は、鳥羽さんとタクシーに乗り、途中で用を足すふりをして菊池が車を降りたところを殺し屋が襲うというものだった。もう一人のマニラ在住の男が犯行場所を示し、「途中のコンビニから電話をしろ。おしっこで車を降りろ。車に残っているとお前も撃たれる」と指示されたという。殺害は打ち合わせ通りにおこなわれ、銃弾を2発浴びた鳥羽さんは病院で死亡したが、死ぬ前に「イワマトシヒコ」の名前を繰り返していたとカルテに記載されていた
保険金の受取人は中村達也さん(当時42)という人物が代表の会社で、菊池、久保田も取締役になっていた。しかし、保険金は支払われていない。その中村さんもマニラで殺害されてしまう。やはり保険金がかけられていた。
捜査が動いたのは去年3月(2015年)で、菊池が山梨県警に出頭し、保険金狙いの殺人であると話したのだ。菊池は自分の印鑑証明が使われて保険金受け取り会社の役員にされていたこと、自分にも保険金がかけられていたことを警察から知らされた。「岩間と久保田が保険事務所に行ったみたいです。警察に出頭しなければ、自分も殺されていたかもしれない」
鳥羽さんは岩間と久保田に多額の金を貸していたことも明らかになっている。

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