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精神疾患長女監禁15年衰弱凍死

2017年12月26日 | ヒトゴロシ




33歳長女の死亡時の体重はわずか19キロ
長女を15年超2畳間に監禁、衰弱して凍死



大阪府寝屋川市の民家で23日、住人の柿元愛里さん(33)がやせ細った状態で死亡しているのが見つかり、府警は25日、死因は栄養不足による凍死だったと発表した。



府警は、同居する両親を死体遺棄容疑で逮捕しており、両親は「娘には精神疾患があり、暴れるので16~17歳の時から部屋の中で監禁していた」と供述。府警は長期にわたる監禁の状況や死亡の経緯を詳しく調べる。



逮捕されたのは寝屋川市秦町、会社員・柿元泰孝(55)、無職・由加里(53)の両容疑者で、長女の愛里さんと3人暮らし。23日、泰孝容疑者が「娘が18日に死んだ」と府警寝屋川署に出頭した。

発表では、愛里さんは身長1メートル45で、死亡時の体重は19キロ。自宅の部屋に、間仕切りを設けて作られた2畳ほどのスペースの中で見つかった。間仕切りの高さは天井まであり、愛里さんは布団の上に横たわっていた。

中には簡易トイレが置かれていたほか、二重扉で外側から施錠され、外に出られない構造だった。内側に監視カメラも取り付けられており、2人は調べに対し、「暴れるので様子を見ていた」と説明。閉じ込めるようになった経緯について「外に出ると危ないので鍵をかけ、中で療養させていた」と話した。

1日1回しか食事を与えていなかったといい、間仕切りの外に置かれたタンクからチューブが挿入され、水は自分で飲めるようになっていた。司法解剖の結果、胃の内容物はなく、背中に床ずれがあった。凍死したのは、脂肪が極度に少なくなり、体温を保つ機能が低下したためとみられる。

府警は、今月18日に死亡したのに遺体を23日まで放置したとする死体遺棄容疑で同日、両親を逮捕。すぐに届け出なかった理由を「死んだ後も娘がかわいくて、置いておきたかった」と供述している。関係者によると、愛里さんについて両親から自治体に相談や届け出はなく、障害者手帳は発行されていなかったという。

「近所付き合いない」

一家が暮らしていた民家は高い塀に囲まれ、外から中の様子はうかがえない。以前は両親と長女の愛里さん、次女の4人暮らしだったが、現在、次女は別の場所で暮らしており、一家と近所付き合いがある人はほとんどいなかったという。

近くに住む女性は「お母さんとは20年ほど話をしていない。長女は見たこともなかった」と振り返り、別の女性も「そんなことが中で起きていたとは」と驚いた様子だった。



(読売新聞 2017.12.26)



監禁民家に監視カメラ10台、訪問者を警戒か

大阪府寝屋川市の民家で、住人女性が監禁され、やせ細った状態で死亡した事件で、死体遺棄容疑で逮捕された両親が、民家の外側にも監視カメラを約10台設置し、自宅内のモニターで外の様子をうかがっていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 様々な方向を映せるようになっており、大阪府警は、約16年間に及ぶ女性の監禁が発覚することを恐れ、訪問者を極度に警戒していたとみている。

 死亡した柿元愛里さん(33)、逮捕された父親の泰孝(55)、母親の由加里(53)両容疑者の自宅は木造平屋で、高さ2メートルほどの塀に囲まれ、通行人らからは様子が見えないようになっている。

 約10台の監視カメラは、主に塀の外側の道路に向けて設置されており、民家の軒先につり下げられたり、塀に埋め込まれたりしていた。いずれも作動しており、自宅内に映像が確認できる複数の機器があった。

(読売新聞 2017.12.27)



<寝屋川死体遺棄>障害者手帳の申請なく 監禁の33歳長女


大阪府寝屋川市の自宅に長女の柿元愛里さん(33)の遺体を放置したとして両親が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、精神疾患を患い、両親に監禁されていたとされる愛里さんについて、障害者手帳の申請手続きが取られていなかったことが26日、寝屋川市への取材で分かった。手帳で可能になる福祉サービスなどを受けることもなく、病院も長年受診していなかったとみられる。大阪府警は監禁の実態について調べる。

 府警によると、死体遺棄容疑で逮捕された父親の会社員、柿元泰孝(55)と母親の由加里(53)の両容疑者は、「精神疾患を患い、暴れるようになったので16~17歳ごろから自宅内の間仕切りした2畳間に監禁していた」と供述。「勝手に外に出ると危険なので、室内で療養させていた」と説明している。

 寝屋川市によると、愛里さんが精神障害者保健福祉手帳を市に申請した記録はなかった。手帳が交付されると障害の程度によって入浴介助など日常生活を送るためのさまざまな支援を受けられる。申請には医師の診断書などが必要で、病院で精神障害と診断されれば手帳の取得を勧められることが多いという。

 一家は地域とほとんど関わることなく生活していたとみられる。近くに住む80代の男性は「40年ぐらい生活しているが面識がない。3人が暮らしていたとは知らなかった」と驚いた様子。別の女性(43)は「自治会にも入っていなかったのではないか」と首をかしげた。

 府警は、愛里さんが監禁されていた十数年間、外出することもなく、病院を受診して治療を受けることもほとんどなかったとみている。一方で障害者年金を受け取っていたといい、監禁生活の実態について、両親を追及する。【

(毎日新聞 2017.12.27)

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