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「いきなり無言で襲われた」茨城県境町・夫婦が殺害・子ども2人が重軽傷

2019年09月24日 | ヒトゴロシ


茨城県境町の住宅で夫婦が殺害されて子ども2人が重軽傷を負った事件で、長男と次女が「いきなり無言で襲われた」と話していることが分かりました。

 23日未明、境町で小林光則さん(48)と妻の美和さん(50)が首などを切られて殺害されました。子ども部屋で寝ていた長男(13)は両足と腕を切られて重傷、次女(11)も襲われて手にけがをしました。その後の捜査関係者への取材で、けがをした子どもたちが「無言でいきなり襲われた」と話していることが新たに分かりました。また、美和さんからの通報を受けて警察と消防が到着した際には子どもたちは部屋にいて、「怖くて動けなかった」と話していたということです。警察はどのような順で襲われたのかなどについても調べています。

茨城県境町の住宅で会社員、小林光則さん(48)と妻のパート従業員、美和さん(50)が殺害され、子供2人が重軽傷を負った事件で、犯人に襲撃されて重傷を負った中学1年の長男(13)が「自分を襲ったのは1人だったと思う」と話していることが24日、捜査関係者への取材で分かった。敷地内には家族以外の靴の足跡が残っており、県警境署捜査本部は、犯人の足跡が含まれている可能性もあるとみて調べている。
 また、付近の捜索でスリッパが落ちているのが見つかった。捜査本部は犯人が無施錠のドアや窓から侵入し、室内でスリッパを履き、そのまま外に出た可能性があるとみて、スリッパが小林さん方のものだったかを調べている。
 一方、町内では近年、空き巣が多発していたことも判明。周辺道路には町が防犯カメラを複数設置しており、捜査本部が回収して分析を進めている。
 事件は23日午前0時40分ごろ、美和さんとみられる女性の「助けて」という110番通報で発覚。2階には電話機の子機があり、美和さんは通報直後に殺害された可能性がある。夫婦は2階寝室で死亡し、首や顔に鋭利な刃物による複数の傷があった。
 2階の子供部屋の2段ベッドで寝ていた長男と小学6年の次女(11)も襲われ負傷したが、長男は、「1人に襲われた」と話し、暗くて犯人の顔は見えなかったと説明しているという。現場から凶器は見つかっておらず、1階で就寝中だった大学3年の長女(21)にけがはなかった。



 
 
 
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